緊急事態宣言のマレーシアの今後の旅行について|マレーシアと周辺国の渡航状況ご紹介

5月25日、日本政府は日本国内全土の緊急事態宣言解除を宣言しましたが、マレーシアを含む111カ国からの入国はまだ許可されていません。
マレーシアと周辺国の渡航状況についてご紹介します。

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1、マレーシアへの入国について

現在もまだ外国人の入国、マレーシア人の出国はできません。
主にマレーシア人ですが、入国する旅客は、外交官、長期ビザ保有、国籍にかかわらず14日間の強制隔離が必要です。
さらに、

  • 国内線への乗り継ぎがある旅客は、乗り継ぎの前に14日間の隔離が義務付けられています。
  • サバ州またはサラワク州への乗り継ぎであれば、各州での隔離対応となります。
  • マレーシア到着後24時間以内に有効な渡航書類の提示が必要で、空港からの外出はできません。
  • 到着旅客はそのまま隔離施設へ案内されるため、家族の空港への出迎えは控えるようアドバイスされています。
  • マレーシア国内線利用の際には、予め警察からの許可を得ておく必要があり、これがないと搭乗できない

とのことです。
そして5月18日より、マレーシアマイセカンドホームプログラム(MM2H)パス保有者のマレーシア入国再開が始まりました。
条件としては、

  • マレーシア国外(日本)のマレーシア大使館からの電子メールでの必要書類の事前取得
  • マレーシアの国際空港到着までの14日以内に、新型コロナウィルスの検査結果が陰性であることを提示すること
  • 1日最少150リンギの隔離費用は自分で賄うこと(渡航前書類にて事前に署名)

などが挙げられています。

詳細はマレーシア大使館ホームページに掲載されています。
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_25052020.html

エアアジア5月後半の国内線情報

2、東マレーシア(サバ&サラワク州)について

ボルネオ島2州への入境の際には、空路・海路・陸路全てにおいて検査と隔離が実施されています。

サバ州

  • 現在、サバ州民でないマレーシア国民及び外国人の入境はまだ許可されていません。
  • サバ州民でない永住許可書、雇用パス、学生ビザ、長期ソーシャルパスまたはその他のサバ入境許可を保有する者とその配偶者・子供も14日間強制隔離の対象になります。
    サバ州民でない配偶者は、婚姻証明の提示も求められます。

サラワク州

帰国予定の日本人が,サラワク州の空港で,出境(及び州をまたぐ移動(トランジット含む))の手続きがなされていないとの理由で,予定のフライトに搭乗できなかったとの事例が報告されています。
サラワク州から帰国される場合には,以下のHP内の「サラワク州出入境のため(帰国の時を含む)」の2種類の手続きを行って頂く必要がありますので,ご注意下さい。
原則は,HP内のフォームを記入し,最寄りの警察署で許可を取得した後,オンライン申請となりますが,詳細は警察の指示に従って下さい。
サラワク州内移動にも、居住地の最寄りの警察署から、書面による事前同意を得る必要があります。

サラワク州出入境の手続き(帰国の時を含む)
下記のURLでオンライン申請ができます。
承認までには約12時間掛かりますので、ご注意ください。
http://sdmc.sarawak.gov.my

サラワク州出入境 手続きに関して
https://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00041.html

3、東南アジア周辺国の状況

現在、マレーシア周辺国の状況は次のようになっています。

  • シンガポール:6月2日からの段階的閉鎖解除に伴い、トランジットは可能。
  • タイ:6月30日まで国際線乗り入れ禁止。労働許可保有者などを除いて外国人入国は不可。
  • ベトナム:外国人の渡航は一部商用を除き不可。
  • インドネシア:居住者を除く外国人の入国、トランジット不可。
  • ミャンマー:5月31日まで民間機乗り入れ、陸路入国不可。
  • ラオス:新型コロナ感染国からの入国者へのビザ発給停止中。国内の外国人の帰国は可能。
  • カンボジア:外国人への観光査証発給と査証免除措置停止中。
  • 中国:3月28日より全外国人の入国は原則禁止。今後新たに取得する査証での入国は可能。
  • 香港:トランジットに限り、6月1日より可能に。
  • 台湾:非居住者の入境、トランジット共に禁止。
  • 韓国:全ての入国者に対して14日間の自主隔離を義務に。

4、日本へ帰国すると、、、

さて、現在のクアラルンプール国際空港も、ご想像の通り人は殆どいないので空港内が暗い!
普段利用するターミナル間のエアロトレインも運行していないので、バスでの移動になります。
ラウンジや免税店も営業はしていません。
機内に入ると、座席ポケットに機内誌もありませんので、客室乗務員へ依頼するかたちになります。機内では、厚生労働省や検疫からの書類作業に暫し没頭。
成田空港へ着陸すると、乗継ぎのある人、すぐに迎えの来る人、すぐに迎えの来ない人(検査結果を待つ人)、ホテルで14日間滞在する人、の順で降機します。
グループに分かれて移動ですが、ホテルへ向かうグループは30分ほど、(噂の!)段ボールベッドで待機となります。
指定のホテルまでは座席がビニールで覆われたバスでの移動です(怖)。
東横インなどが使用されているようで、滞在中の飲食費は無料。
ドアにお弁当のように食事が掛けられており、オートロックで鍵は渡されないので外には出られません。
検査結果が出て迎えがあれば帰宅できるので、ホテルには2泊滞在で済ませることも可能です。
検査結果を待たずに自分で運転したり、迎えがあれば帰ることはできます。

エアロトレインは動いていません
成田空港の段ボールベッド!

おわりに

多くの人がまた旅行へ行ける日を待ちわびながらも、世界的にあと数ヶ月は警戒が優先されそうです。
どの国も、まずは国内旅行の再開からだとは思われますが、特に機内のソーシャルディスタンスの導入と需要の高さによって、今後の航空券代の上昇も既に予想されています。
規制解除後も、あまり急がずによく状況を観察して、少しずつ楽しんでいくことが大切かなという感じがします。

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