停電が起きたらどうする|マレーシア移住者が解説

マレーシアでは停電がよく起きます。その時何が困るのか、どうすればよいのか、知っておけば上手に対処できます。
この記事では経験談と共に対処法をお伝えしたいと思います。

オピエミ
マレーシアで起こる停電について、見ていきましょう


雷や雨による停電

停電が起きる原因で1番多いのは、雷や大雨の影響です。
これのせいで我が家が停電になったことは今のところ無いのですが、当たり前と言っていいほどおかしくなるのは、信号です。いろんな現象が起きます。

信号が真っ暗になったり点滅になったり、ということまでは受け入れられます。
1番腹が立つのが、交差点での青になる時間の長さが変わってしまうことです。

相手側は3分くらい青、いざ自分の側が青になると、10秒くらいで赤になる…大袈裟でなく、マレーシアあるあるです。

そのせいで大雨の日は大渋滞になるのはめずらしくありません。
中途半端に信号が機能しているせいで大迷惑です。

いっそのこと真っ暗になってくれれば、様子をみながらでも進めるのに、といつも思います。
そして雨が止むと元通りの信号に戻ります。信号機もたくましいです。

これはマレーシアではよく起きるので、ドライバーは全く動揺しません
もし移住してマレーシアで運転されるのであれば、ぜひ落ち着いてください。

こういう時、周りのドライバーはとても親切で、譲り合うことに慣れています。
スピードを落として前の車についていけば大丈夫です。

また、雷や雷雨の影響で、突然電車が止まることもあります。
クアラルンプールを走るモノレールは電気走行で車掌や運転手はいません。…ということは突然止まった車両の中に残されるのは乗客のみということになります。

でも乗客も慣れていて誰も取り乱さないので、混乱は起きないようです。
わたしもこれを経験したことごあります。

しばらく停車していましたが、雨がやむとまた静かに走り出しました。それで、電車移動の日に雨や雷がひどくなってきたら、しばらく時間を潰して電車に乗る時間をずらすのは1つの方法だと思います。

人為的原因による停電

停電が起きる他の原因は、人為的なものです。
以前あったのは、工事業者が間違って電気の配線を切ってしまい、あるエリア全体がブラックアウトしました。

これは普通なら大問題です。
でもマレーシアでは業者がプロフェッショナルでないのは常識なので、それほど驚きません。

驚いたのは、政府の対応です。
「明日から連休のため、業者が休み。復旧は未定」
本当ですか!それでいいんですか、マレーシア!

その時たまたまそのエリアに住む友だちの家を訪ねていたのですが、町中の信号が故障、レストランは全て営業中止、公園や通りに人が溢れる、という現象が起きました。

なぜ公園に人が?と思いましたが、どうやら、家の中でエアコンが使えない、シーリングファン(天井についている扇風機のこと。マレーシアでは各部屋についている)も使えない、テレビも見れない、することがない、よし公園でおしゃべりしながら涼もう、ということらしいです。

オピアくん
すごいマイペースだなぁ〜!


平和だなぁとほっこりしました。もし私がこのエリアの住人ならこんな穏やかには過ごせなかったはずです。結局、翌日に電気が復旧したそうです。

人為的なミスによる停電が私の住むエリアでも起こったことがあります。
朝起きて停電に気がつきました。計画停電なら準備ができるのですが、突然だったので外が明るくなるまで何もできませんでした。

人為的ミスによる停電ではありませんが、電気関係の工事のため、計画停電が行われることもあります。
この場合、前もって掲示板に貼り紙がされるので、準備をすることができます。

特に、コンドミニアムの上の階にお住まいであれば、エレベーターが止まるのは一大事です。
友だちの家に泊まるか、1日涼しいショッピングモールで過ごすか、ホテルに泊まるか対策が必要になるかもしれません。

ある友だちは31階に住んでいたので、
エレベーターが止まった時30分以上かけて階段を上ったそうです。

汗だくで家に帰っても、停電でクーラーがつかなかったら最悪です。

もし自分の家が停電になったらどうする?

もし移住の時に停電に気がついたらどうしたらよいでしょうか?


Airbnbでコンドミニアムやサービスアパートメントに滞在しておられるなら、まずは日本と同じでヒューズが飛んでいないか確認し、オーナーとマネージメントオフィス(もしくはガードハウス)(マネージメントオフィスとは、建物の管理事務所のこと。

その建物内に事務所をかまえています)に連絡を入れます。

もしお住まいのエリア全体が停電しているなら、政府または電気供給会社が対応するまで待たなければいけません。

もしお住まいのコンドミニアムだけが停電しているなら、マネージメントオフィスが対策をしなければいけません。掲示板にすぐお知らせの貼り紙がされるはずです。

もし停電しているのが自分の部屋だけなら、オーナーが対応することになります。
こちらが自分で業者を呼ぶことはできないので、オーナーにいかに困っているかを伝えて、すぐに動いてもらうようにします。

私はマレーシアに住んで3年で、この3パターン全て経験しました。

 また、停電になった時注意したいのは、冷蔵庫をあけない!ということです。開閉しなければ2~3時間は温度が保たれ、そこから徐々に温度が上昇するそうです。

一度でも開けてしまうとさらに温度があがるので、停電したら冷蔵庫は開けないようにするのが大切です。

まとめ

日本では、停電になるとしたら台風や地震の影響がほとんどなので、私の中では停電とはかなりの一大事なイメージでした。

ところが、マレーシアに来てから何度も停電を経験し、少したくましくなりました。

もしかするとマレーシア移住の際停電を経験されることがあるかもしれません。
その時は焦らず、オーナー、マネージメントオフィスと良いコミュニケーションをとりましょう。なんとかなります。

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