マレーシアは3/18に活動制限令を発動してから、4回延長をしています。
現段階での活動制限令の内容をご紹介します。
- 6/1から一部の外国人の入国受け入れ開始
- 飲食店、サービス店、宗教活動の一部が許可
- 屋外のスポーツは条件付きで解禁
詳しくは次にご紹介していきますね。
入国が認められる外国人の条件は?
6/1より一部のみ外国人の受け入れを許可しています。
入国できる外国人の条件はこちらです。
- マレーシア国籍の配偶者とその子ども
- 外交官
- 永住者
- MM2Hパス(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)の保有者
- マレーシア政府が定める生活に”必要不可欠”なサービスに従事する駐在パスの保有者
また、これらの方でも無条件に入国が出来るわけではありません。
以下が求められます。
- 入国管理局長からの事前の許可を得ること(マレーシアへの渡航許可状(Journey Permission Letterを取得すること)
- 入国後は,健康診断及び14日間の隔離を行う
- 到着後の強制隔離の宿泊費用を支払うこと(マレーシア国籍ではい場合、一人最大150リンギット/1日 × 強制隔離日数)
マレーシア政府が定める生活に”必要不可欠”なサービスとは?
マレーシア政府が定める22の”ESSENTIAL SERVICES”は以下の通りです。
- 銀行など金融機関
- 電気とエネルギー
- 消防
- 港湾、埠頭、空港のサービスおよび事業。 (港湾の荷役作業、はしけ運搬<本船と波止場を行き来して乗客や貨物を運ぶ小舟>、貨物の取り扱い、航空機の操縦、商品の保管または船の積み荷を含みます。)
- 郵便
- 刑務所
- 燃料および潤滑油の生産、精製、貯蔵、供給、流通
- 医療と健康管理
- 廃棄物の管理と公共の浄化
- 下水
- ラジオ放送やテレビなどの無線通信
- 電話やインターネット通信
- 陸路、水路、または空路による輸送機関
- 水
- 電子商取引
- 防衛とセキュリティ
- 食料供給
- 野生動物サービス
- 入国管理局
- 税関
- ホテルと宿泊施設
- 公衆衛生または安全にとって不可欠または重要であると大臣が決定したサービスまたは作業
飲食店は利用できるの?
5/4以降、ソーシャルディスタンスを確保することを条件にレストランの営業及び利用が許可されています。
飲食店利用する際のルール
- テーブル間は最低2メートル離す
- ウェイティングの列は1メートル以上離す
- 支払いカウンター前の社会的距離の確保(1メール以上)
- 手指消毒液の準備
- 洗面所には十分な量のハンドソープを用意
- テーブルの消毒・清掃
- 従業員のマスク着用を義務化
- 利用者は入店時に検温,氏名・電話番号や来店日時を記録
- 4人用の小さなテーブルの場合は1人~2人
- 8人用の大きなテーブルは3〜4人に制限
実際のルールは、各レストランの運営者に委ねられているようです。
その為、お店によって異なります。
複数人数で食事をする場合は事前に確認をしておくと良さそうですね。
サービス店はどうなの?
州にもよりますが、以下のようなサービス店の営業が再開しています。
- ガソリンスタンド
- ホームセンター
- ランドリーサービス(セルフ式含む)
- 自動車メンテナンスなどのサービス
- ホテル
- ファッション店
ソーシャルディスタンスの確保が難しい以下の業種の営業は未だ許可されていないです。
- 美容院や理髪店
- マッサージ店やリフレクソロジー
- 映画館
- カラオケ
- 娯楽施設
- テーマパーク
- ラマダンバザールや展示会
在宅ワークの影響で、疲れている人は多いと思いますが、リフレクソロジーの利用はまだ難しいです。美容院の利用も未だ出来ないので、在住者は営業再開を心待ちにしている声もあがってきます。
宗教活動は開始しているの?どんな対策がされている?
一部の活動が許可されています。
但し、条件が設定されています。
- 連邦直轄区イスラム宗教局(JAWI) が指定したモスク
- グリーン ゾーン内のスラウ(スラウとはお祈り部屋のこと)
- モスク職員及び指定された者のみ
- 保健省及び国家安全 保障会議の厳しい規制(SOP)に従うこと
上記の条件に該当する場合は、金曜礼拝やラマダン期間中の夜間の礼拝などが可能とされています。
但し、参加人数は一度にイマーム(指導者のこと)を除いて3名以上30名以下とされています。
また、糖尿病や高血圧等の慢性病患者の参加は不可とされています。
どんなスポーツはしても大丈夫?
一部スポーツは身体への接触や感染のリスクが避けられる場合に限り認められるようになりました。
スポーツが認められる4つの必須条件
- 屋外であること
- 10人以下の小規模の集団であること
- 1メートル以上のソーシャルディスタンスを保てること
- 午前6時半から午後7時までの間であること
可能なスポーツ例
- テニスやバドミントン(屋外が条件)
- ジョギングやランニング
- サイクリング
- ゴルフ
- スケートボード など
不可のスポーツ例
身体への接触や感染のリスクを負うスポーツは認められていません。
- サッカー(一人で練習など一部条件はok)
- ラグビー
- 水泳等
- ウォールクライミング
- スポーツイベント
ソーシャルディスタンスが保たれていたり、一人で行うようなスポーツでも、道具や施設を共有して使う場合は感染のリスクが高いとされているようです。
まとめ
長期に続くステイホームはストレスも貯まってきますよね。
新型コロナは常に身近な存在であることを忘れずに、ルールを守りながらも楽しく日々を過ごしていきたいですね。
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