マレーシアでのお金の管理や取り扱いについて

日々暮らしていると、金融機関を利用する機会が多々あるでしょう。
日本とマレーシアでは、基本的には同じですが、異なる点もいくつかあります。
ここで、ATMやカードの取り扱いを覚えておきましょう。

オピアくん
お金の知識は大事だね!しっかり覚えよう♪

1、マレーシアの金融機関

マレーシアには地場と外資系の商業銀行があります。
マレーシア中央銀行(BNM)が認めているのは、こちらの26行です。

  • Affin Bank Berhad
  • Alliance Bank Malaysia Berhad
  • AmBank Berhad
  • BNP Paribas Malaysia Berhad
  • Bangkok Bank Berhad
  • Bank of America Malaysia Berhad
  • Bank of China MalaysiaBerhad
  • CIMB Bank Berhad
  • China Construction Bank Berhad
  • Citibank Berhad
  • Deutsche Bank Malaysia Berhad
  • HSBC Bank Malaysia Berhad
  • Hong Leong Bank Berhad
  • India International Bank Berhad
  • Industrial and Commercial bank of China Berhad
  • J.P. Morgan Chase Bank Berhad
  • MUFG Bank Berhad
  • Malayan Banking Berhad (Maybank)
  • Mizuho Bank berhad
  • OCBC Bank Malaysia Berhad
  • Public Bank Berhad
  • RHB Bank Berhad
  • Standard Chartered Bank Malaysia Berhad
  • Sumitomo Miysui Banking Corporation Makaysia Berhad
  • The Bank of Nova Scotia Berhad
  • United Overseas Bank Malaysia Berhad

2、個人口座の開設

マレーシア国内で個人口座を開設するには、雇用パス正式な長期ビザが必要です。
短期滞在者は口座を開設できません。
就労する外国人は基本的に、所属会社の取引銀行での口座開設が義務付けられています。
開設する際は、銀行にある所定の申請書に必要事項を記入する他、パスポート、雇用パスなどの身分を証明できるもの、そして口座に預けるお金を持参します。

口座を開設すると、チップ入りのキャッシュカードが渡されます。
一部の銀行は非接触式ICカードの「タッチ&ゴー」付きのカードだったり、デビットカードにもなるカードだったりします。
また、ネットバンキングを利用するかも聞かれるので、有無を伝えましょう。
ちなみに、キャッシュカードに記載されているカード番号(16桁)は通常は口座番号と異なります。

各銀行では、クレジットカードも発行しています。
申請する場合は、パスポートの写し、数ヶ月分の給与明細、就労ビザの移し、雇用契約書など雇用を確認できる書類などを提出します。

3、マレーシアのATM

マレーシアの銀行はATMを商業施設やガソリンスタンドなど各地に設置しています。
利用可能時間は基本的に24時間で、早朝・夜間割増手数料はありません。
自身の口座がある銀行のATMを利用した場合は手数料かかりません。
ただ、他行のATMを利用した場合は、一定の手数料がかかります。

商業施設などには、どの銀行口座からも引き落とせる「MEPS」というATMが設置されています。
こちらはどの銀行からもお金を引き落とせますが、取引手数料として1回につき1、06リンギが課金されます。

4、オンライン・モバイルバンキング

公共料金やeコマースの支払いや企業間の振込などの金融取引は今やオンラインを通じて行うのが一般的です。口座開設の際にオンラインバンキングの手続きも併せて行っておくのがいいでしょう。

スマートフォン上で銀行を利用することを「モバイル・バイキング」と言います。各行はスマートフォンで送金などの取引ができる独自のアプリを配布しています。

また、マレーシアもPayPayのようなQRコードを使ったモバイル決算が導入されています。
一部の金融機関では、スマートフォン上で海外送金ができるサービスも導入しています。各行は、モバイルアプリ上でいかに簡単かつ多くのサービスを提供できるかにしのぎを削っています。

5、日本で発行されたカード

日本の金融機関で発行されたクレジットやデビットカードを使うこともできます。
こちらの場合、使用したお金の引き落としは、日本国内の口座から行われます。
なので、残高を気にしておきましょう。
日本発行のカードにより決算の為替レートですが、通常は中間値プラス3%程度。
つまり、日本円現金をリンギに両替して使う時とほぼ同様のレートです。

クレジットカードによるキャッシングの場合はさっき述べた為替レートの差損の他、各カード会社が一定の金利を加えて請求してきます。
一方、デビットカードを使う場合、即時決算されますが、通常は100〜200円程度の手数料がチャージされます。

おわりに

金融機関やATMについて述べてみましたがいかがだったでしょうか?
マレーシアも日本同様金融機関はしっかりとしています。
利息は日本より全然高いので、個人口座が作れる環境にある方は、そっちの方がお得かもしれません。

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3 件のコメント

  • 初めてコメントさせて頂きます。お金の件、とても参考になりました。
    現在日本にいるのですが、移住を検討しています。それで質問なのですが、日本でもまだ支払いがあり、移住した際日本の口座に入金する必要があります。その際どの様な手段がありますか?
    現地で働く予定なので、現地の口座が作れるとの事ですが、その口座から日本の口座に振込めばいいのでしょうか?その際のリンギットと円の扱いはどうなるのでしょうか?リンギットのまま日本の口座に振込んだ場合、自動的に円に両替されるのでしょうか?無知でお恥ずかしいのですが、ご教授頂ければと思います。宜しくお願い致します。

    • ご相談内容から、要するに「マレーシアに行かれてから現地→日本への送金」についてのお尋ねと理解しました!
      この場合、海外送金システムを利用されることをお勧めします。
      大手どころでは
      ①TransferWize
      https://transferwise.com/jp

      ②PayForex
      https://www1.payforex.net/?gclid=EAIaIQobChMI5aLeloKu6QIVmKuWCh2iKg3xEAAYASAAEgII4fD_BwE

      など様々ありますので、各社の提供条件をご確認いただければと思います。
      まずはサイト上から利用登録すれば、すぐに利用可能になります。
      支払いは現地通貨(リンギット)で行えば、各社がレート変換し、日本円で日本の口座に入金されます。
      手数料がかかりますが、いくつか比較検討いただければと思います。

      移住生活に素敵な未来がやってくることを
      応援させていただきます!

      お互い頑張りましょう♪

      • 返信が遅れました。
        丁寧なご回答有難うございます。

        あまり外貨に触れる事がないので送金という感覚がなく、
        頂いた情報で理解出来ました。
        移住に向けて準備を進めていますが、本当にこちらの情報は豊富で
        すごく助かっています。他の情報に関してもまた質問させて頂くかも
        知れませんが、その際は宜しくお願い致します。

        有難うございました。

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