日本に住んでいると、大使館へ行く機会はあまりありません。しかし、海外で暮らす日本人にとっては日本大使館・領事館はとても重要な機関です。
緊急時はもちろん、日常的に安全情報の発信、各種手続き、お子さんが日本人学校以外の学校に通う場合は日本の教科書を無料でもらえたり、困った時の相談にも乗ってくれます。
今回は、マレーシアの日本大使館について移住ママが詳しく解説!どんな手続き、サービスが利用できる?来館時の注意点なども紹介します。
- 日本大使館と領事館について
- どんな手続きができる?
- その他の助かるサービス
- 来館時の注意点
日本大使館と領事館について
大使館や総領事館は日本政府の出先機関として、海外で暮らす日本人の保護や援護を任務としています。
災害・事件事故などの緊急時以外にも、渡航や滞在のための情報を提供したり、各種証明書の申請受付、パスポートの発給など様々な業務を行なっています。
マレーシア移住・滞在する日本人にとっては緊急時に頼れる機関でもありますし、定期的に来館することになります。
在マレーシア大使館(Embassy of Japan)
住所:11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
電話:(60-3) 2177-2600
領事部 Email :ryo@kl.mofa.go.jp
開館時間:月~金 8:30-12:00、14:00-16:00
公式サイトはこちら
在コタキナバル領事事務所
住所:Consular Office of Japan in Kota Kinabalu
No.18, Jaran Aru, 88100 Tanjung Aru, Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
電話: (60-88) 254169
Email: ryoji@kl.mofa.go.jp
開館時間:月〜金 8:30〜12:00、13:30〜16:00
公式サイトはこちら
在ペナン総領事館
住所:Consulate-General of Japan
Level 28, Menara BHL, No.51 Jalan Sultan Ahmad Shah,10050 Penang, Malaysia
電話:(60-4) 226-3030
Email:cgjp@pe.mofa.go.jp
開館時間:月~金 8:30〜12:00、14;00〜16:00
公式サイトはこちら
※各館の祝日・休館日が異なるので、公式サイトでご確認ください!
どんな手続きができる?
各種届出、申請
マレーシアに移住した場合、早めに在留届を提出しましょう。大使館窓口orオンライン在留届(ORRネット)から登録できます。
海外に3ヶ月以上滞在する場合、在留届の提出が義務付けられており、渡航・現地の安全情報のメールを受け取ることができます。マレーシアでは、国際情勢や宗教関連のテロなどについての注意喚起メールを受け取ることが時々あります。
災害・緊急時には在留届のデータをもとに身元の確認・援護活動が行われるためお忘れなく!
- 在留届
- 出生届、死亡届
- 婚姻届、離婚届
- 在留証明
- 翻訳証明
- 警察証明 など
パスポート発給・更新
パスポートの発給・更新についても、オンライン在留届(ORRネット)での手続きが可能になり非常に便利になりました!オンライン上で申請し、受け取りの際にのみ大使館・領事館を来館する必要があります。
万が一パスポートの盗難に遭ったり紛失した場合も、大使館・領事館での手続きの上パスポートの再発行oror渡航書が必要になります。併せてマレーシアの警察、入国管理局へ出向く必要もあります。
どうしたら良いかわからない場合は、まず大使館へ相談してみましょう。
パスポートの有効期限が6ヶ月以上ない場合、マレーシアに入国できません。渡航前に確認を!
その他の助かるサービス
日本の教科書がもらえる
マレーシアに移住し在留届を提出済みの方で、現地校・インターナショナルスクール・自宅学習中のお子さんを対象に、毎年日本の教科書が無料で配布されます。(中学生まで)
事前申し込みが必要。受け取りの約半年前に大使館からお知らせが届きます。決まった期間内に予約申し込みができなかった場合、キャンセル待ちになってしまいますのでご注意を!
住居・医療などについての情報も
大使館のサイトでは、居住エリアや住宅を決める際に気をつけること、マレーシアで注意が必要な病気、医療機関にかかる際のポイントなども紹介しています。
海外生活で悩んだ時の心構えなど、助かる情報が沢山掲載されていますので、チェックしてみてはいかがでしょう?
日本グッズを借りられる
所属するコミュニティやインターナショナルスクールなどのイベントで、日本の文化について紹介する機会があることも!
そんな時、日本文化を感じられるグッズをレンタルすることができます。浴衣、ハッピ、日本国旗、提灯、大型絵本・CD・DVDなど。3週間前までに予約が必要ですので、早めに連絡を。
困ったときは相談を
日本とは異なるマレーシアの法律・ルールの範囲内になるので、大使館で全ての問題を解決できるわけではありません。
しかし、どう対応したら良いかアドバイスをもらえることもあるので、困ったときや周りに聞ける人がない場合には一度相談してみては。
慣れない海外生活で困ったときには助かるね!
来館時の注意点
事前予約が必要
基本的に来館には事前予約が必要です。
現在は公式サイトから来館予約が可能になりました。万が一、パソコンやスマホが使用できない場合は電話・メールで予約することもできます。
デバイスは持ち込み禁止
まず大使館に到着後、ガードハウスで個人情報を記入・パスポートを見せる必要があります。
また簡単な荷物検査があり、携帯電話・パソコン・タブレットなどのデバイスは預ける必要があり、持ち込みできません。番号のついた保護ケースに保管され、退館時に返却されるためご安心を。
館内で必要になる情報はスマホにメモしないようにしましょう。
駐車場はない
クアラルンプールの大使館に自家用車で来館する場合、専用の駐車場はありません。
近隣の有料駐車場を利用するか、Grab・公共交通機関がおすすめ!MRTプトラジャヤ線Conlayから徒歩10分、KLCCから徒歩20分の位置にあります。
まとめ
いかがでしたか?マレーシア移住前に、ビザの手続で東京のマレーシア大使館を来館したorする方もいるかもしれませんね。
実際にマレーシアで生活する際にも、各種届出やパスポートの更新など重要な手続きから、日常の情報まで何かと来館する機会のある大使館。今回の記事が、これからマレーシア移住するあなたの参考になれば幸いです!
この記事を書いた人:オピエミアドバイザー うえだりな
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