なぜマレーシア移住に長MM2Hビザの申請条件は何か。
MM2Hとは、マレーシア・マイ・セカンド・ホームと称する、最長10年間の長期滞在が可能なビザ(査証)で、手続きすれば更新可能です。
尚、MM2Hホルダーは日本での運転免許証を手続きするだけで、実地試験なしでマレーシアの運転免許証に書き換えができます。
マレーシアで悠々自適の第二の人生を送りたい、ロングステイを希望する人達にとっては、便利なビザです。
更に、今話題の小学生親子留学に、このビザを利用している人達もいます。
年一回パスポートとビザのコピーを学校に提出すればOKですし、父親が申請人で、そのまま日本で働いて、マレーシアにほとんど出入国しなくても、何も問題が有りません。
その他に、意外と便利なのがマレーシアへの再入国時、MM2Hホルダーはマレーシア人と同じ入国ゲートから入国できます。
マレーシア国際空港の外国人用入国ゲートは、何時でも長蛇の列で通過に1時間以上かかるのが当たり前ですから、それだけでも価値が有ります。
申請時での年齢制限は有りませんが、申請時の年齢によって、同時に提出する『経済的証明』の条件が変わってきます。
申請者は配偶者と21歳未満の未婚の子供、および60歳以上の両親を同行させる事が可能です。
尚、10年後に移民局に更新手続きをし、認められれば更新も可能ですが、永住権の獲得は出来ません。
経済的証明
- 50歳未満の方
最低500,000RM(1,300万円)以上の財産証明*と月額10,000RM(26万円)以上の収入証明**。
仮承認がおりた後、その財産から300,000RM(780万円)をマレーシアの金融機関に定期預金する必要が有ります。
※尚、承認2年目以降は、家の購入、医療費、子供の教育資金目的に、150,000RM(390万円)を引き出すことが可能ですが、それ以外は一切引き出せません。
但し、利息は何の制限も受けません。
- 50歳以上の方
最低350,000RM(910万円)以上の財産証明*と、月額10,000RM(26万円)いじょうの収入証明**。
仮承認がおりた後、その財産から150,000RM(390万円)をマレーシアの金融機関に定期預金する必要が有ります。
※尚、承認2年目以降は、家の購入、医療費、子供の教育資金目的に、50,000RM(130万円)を引き出すことが可能ですが、それ以外は一切引き出せません。
但し、利息は何の制限も受けません
*財産証明=預金や有価証券で、不動産は含まれない。
**収入証明=給与や年金で、年金には厚生年金等の公的年金と、企業年金等の私的年金も含まれます。
MM2Hビザについては、移民局の都合によって、始終変更が有ったり、妙な噂が出たりと、多少魑魅魍魎的な処が有ります。
つい最近も、経済的条件が大幅に変更されるという噂が流れたり、枚挙に暇が有りません。
尚、マレーシア移民局のホームページHPサイトを参考にお知らせします。
従って、MM2Hビザを取得する場合には、必ず専門の業者、それも、日本人経営の業者のサポートを受けて行うことをおススメします。
経済的証明以外にも戸籍謄本関連、無犯罪証明書、申請理由書、銀行の残高証明書、これらの英語翻訳書等々相当量の書類が必要です。
しかも、申請してから仮承認が出る迄、ほぼ1年近く掛かった記憶が有ります。
その間にも、移民局からの突然の変更など、とても個人単位での対応は不可能かと思います。
仮承認書の例(本人、家内、息子、同時に届け出ています)
2、定年退職者のためのバラ色の第二の人生に活用しましょう。
第二の人生と言っても、いろいろなタイプが有ると思います。
温かいときは日本に住んで、寒くなったらマレーシアに住む。
或いは年に何回かマレーシアでゴルフ三昧の生活を送る等々です。
そんな場合、日本のパスポートを持っていると、ビザ(査証)無しで、90日以内は滞在できます。
更に、もっと長くというのなら、一度シンガポール(シンガポールは一か月間ノービザ滞在可能)に出国し、もう一度マレーシアに入国すれば更に90日以内は滞在可能です。
但し、これを2回繰り返すと、マレーシア側から入国を拒否されることも有るそうです。
それに比べたら、MM2Hは一度取ってしまえば、銀行口座の開設も簡単ですし、90日毎に海外に出国する必要も有りません。
更に、日本で取得した運転免許証を手続きすれば、実地試験なしでマレーシアの免許に書き換えられます。
尚、MM2Hホルダーは月額10,000RM以上の収入が保証されている訳です。
ですから、年金が振り込まれている日本の銀行口座のコピーをマレーシアの金融機関に提出するだけで、マレーシア国内の『クレッジトカード』が簡単に発行してもらえます。
3、『小学生親子留学』への活用を考える。
国際競争力の低い日本のローカル教育(ガラパゴス教育)のままでは、子供の将来を考えると不安が増すばかりです。
ですから、早い時期に英語をベースとした国際教育にシフトし、世界で活躍できるグローバル人材に育成する事が必須。
そこで今話題なのが、小学生親子留学です。
しかも、マレーシアは多文化・多民族国家を体験できる。
発展途上国から先進国へと移りゆく躍動感を味わえる。
英語だけでなく中国語なども同時に学べるし、将来、入学はマレーシアの大学で、卒業は欧米の大学と言う「離れ業」もできるという特権も有ります。
通常、親子留学すると、子供達は学生ビザ(Student Pass)、母親は保護者ビザ(Social Visit Pass)となります。
このビザの申請は、学校が代行してくれるのですが、ビザの許可期間は1年間なので、毎年更新が必要です。
しかも、初回申請で幾つも書類を提出。
更新のつど、あの書類と英語の翻訳、この書類と英語の翻訳と、時間と費用が結構掛かるそうです。
ところが、父親がMM2Hのホルダーだと、母親も子供もMM2Hホルダーになれるので、入学時にパスポートとビザのコピーを提出し、その後も必要に応じて同じコピー提出で済むので、極めて簡単です。
おわりに
MM2Hは我々マレーシアに長期滞在する者にとっては、とても使い勝手の良いビザです。
その一方で、2018年頃から一時期、新規ビザの審査にえらく時間がかかるようになったそうです。
更にはつい最近まで、MM2Hホルダーの日本の免許証からマレーシアの免許証への書き換えが中断していたり、ビザの申請条件が変更に有ると言う「噂」が出てきたり、ほぼ毎年と言ってよいくらい、ビザ関係の要件が変化しています。
今回MM2Hビザについてご紹介しましたが、ビザの申請要件や必要な書類などは、今後変更される可能性は大いに有ります。
移民局でさえ、ホームページを当てにせず、必ず問い合わせてくださいとよく言います。
ですから、MM2Hビザ取得を目指す方は、必ずマレーシア国内の、日本人が経営するサポート会社にまず相談されることをおススメします。
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