マレーシア電話事情|運用編|入国後の各種手続き徹底解説

マレーシア入国後電話手続き

あらゆる生活インフラが整備され、長期移住の人気ナンバーワンを誇るマレーシアですが、電話というインフラは、その中でも最も必須な生活アイテムのひとつです。

人とのコミュニケーションツールとして欠かせない電話の運用方法について、詳しく解説していきましょう。

なお、このご時勢、固定電話はビジネス以外ほぼ使用されませんので、携帯電話についてお話していきます。

オピアくん
携帯は必需品!いつでも使えるようにしておきたいね!!

1,空港内無料Wifi

wifi

マレーシアに入国したら、何はともあれ、コミュニケーション手段の確保が先決です。

携帯電話会社や、販売代理店のサービスカウンターに行って契約する必要があります。
ですが、空港についた直後は、手荷物検査や入国審査に意外に時間がかかるので、その待ち時間を利用して、携帯電話で各種連絡や情報収集をしたいところです。

  • 空港内無料Wifiの活用

空港に着いた時点では、当然ながらまだ現地での携帯電話を契約していないので、通信手段を確保するためには、主要空港で提供されている「空港内無料Wifi」をまずは利用しましょう。

  • 国際ローミングをオフ

その前に、大切な注意点として、日本で使っていたモバイルデータ通信機能を「オフ」にする必要があります。

これをしておかないと、日本からの国際ローミングのまま、気づかずにマレーシアでデータ通信をしていると、日本の携帯電話会社から膨大な金額の請求が来てしまいます。

簡単な対応方法としたは、携帯電話の「設定」画面から、「機内モード」を設定します。

更に念のため、「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」(iPhoneの場合)→「ローミングオフ」に設定しましょう。

  • 無料Wifiの設定(KLIAの例)

続いて、空港内無料Wifiの設定ですが、こちらはとても簡単です。
代表的な空港である、KLIA(クアラルンプール国際空港)の例でみてみましょう。

スマホの設定画面で「Wifi」を選択すると、「Airport WiFi」が表示されます。
その後は画面の指示に従って、
Connect Now →完了
と進めば、すぐに接続でき、24時間以内の利用が可能です。

  • 通信手段確保

空港での手続きを終えて、携帯電話ショップで契約するまでの間は、これでデータ通信やLINE通話などが可能です。
家族や知人に「マレーシアに着いたよコール」も出来ますし、現地の情報(道路の混雑状況や天気など)も素早くチェックできます。

2,SIMカード購入

SIMカード

日本では長い間、「SIMロック」と呼ばれる、携帯電話会社と携帯電話端末がセットになっている方式が主流で、その携帯電話会社が扱っている端末しか利用できませんでした。

これが日本のエコシステムだったのですが、最近は政府の指導もあり、携帯会社と端末は別々に購入する(=SIMフリー)動きになっています。

  • SIMカード購入:SIMカードを買うと、自分のマレーシア国内での電話番号が入手できます。
  • SIMカードを自分の携帯電話に挿入:先に述べたように、マレーシアでも携帯電話会社のSIMと携帯電話端末は全く別々です。

iPhone端末でもAndroid端末でも、今は4Gが主流(今年からマレーシアでも5Gが解禁されますが)のSIMカードを携帯端末に差し込めば、すぐに電話やインターネットが利用できます。

これで、準備は整いました。

3.主な携帯電話会社

現在マレーシアには、4つの主要な携帯電話会社があります。
SIMカードやサービスを選ぶ際の参考にしてください。

マキシス(Maxis)

最大手の携帯会社で、筆者も利用しています。

プリペイドSIMはホットリンク(Hotlink)というブランドで、街中のあちこちに販売店があるので、結構目立ちます。

スターターパックと呼ばれるSIMカードは、わずか約270円ほどで購入できます。

その後、通話やデータ通信の様々なメニューがあるので、用途に応じて購入します。

筆者は仕事でもかなり使うので、1,600円ほどで毎月の国内通話料無制限+データ通信8GBの定額メニューを愛用しています。

デジ(digi)

パスポートを提示すれば、海外からの旅行者専用のトラベラーズSIMを購入できます。
主なメニューは次のとおりです。

  1. データ2GB+国内通話10分+国外通話10分で1週間有効、約545円
  2. データ10GB+国内通話30分+国外通話30分で15日有効、約1,090円

セルコム(Celcom)

約270円でスターターSIM「Xpax」を購入します。
1日、1週間、1ヶ月と、様々なプランが選べます。

ユーモバイル(U Mobile)

18歳以上の方であれば、パスポートを提示すると、旅行者用のSIMカードを無料で手に入れることができます。

ただし、稼動させた後に、約820円のトップアップ(事前に通話料やデータ料を購入すること)が必要です。

4.ショップでの購入にあたって

マレーシアでは、他の生活インフラ同様、携帯電話やWifiの普及率も非常に高く、通信をする上でのストレスはまずありません。

マレーシアでSIMやサービスを購入するには、空港や市内各地のキャリアショップや販売店で手続きをすれば大丈夫です。

ここで少し気をつけておきたいことを、筆者の経験を踏まえて少しお話していきます。

KL市内では、大手ショッピングモールなどに、前述したMaxisショップなどがありますが、日本と同じように、大体いつも混んでいます。

基本的には番号札を取って順番を待つのですが、ほぼ100%店員はマレー人なので、はっきりいって「無愛想」です。

愛らしくて親しみやすい国民性なのに、何故か仕事では全くサービス精神がなく、コンビニでもスーパーのレジ郵便局でも、ともかく仕事する気がありません。

最初の頃は「なんだこの接客態度は?」と腹が立ちますが、だんだん、そんなもんなんだと思えてきますので、怒らず、のんびりと対応する覚悟が必要です。

英語に問題ない方であれば、自動購入マシンがあるので、順番を待たずに自分で手順を踏んで購入することも可能です。

まとめ

マレーシアに入国してから、まずは通信手段を確保して、その後SIMを購入して準備を整え、各ショップや販売店に行ってサービスを購入するまでの手順についてまとめてみました。

大まかな内容については理解いただけたと思います。

あとは、実際にマレーシアで実体験を積み、サービスやアプリの購入などについて、自分にあったタイプを選ぶまで、色々と試していただければと思います。

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