英語が苦手でも大丈夫?|英語が苦手な人がマレーシアで暮らしていく方法

英語が苦手な人がマレーシアで暮らしていく方法

14年連続で「住みたい国ナンバーワン」として人気のマレーシア。

老後の長期移住や、ショートステイ先として考えても、総合的に魅力のある国なのは間違いありません。

ところで、マレーシアに移住する際、最も大切な項目のひとつが「コミュニケーション手段」です。
英語が苦手とされる日本人ですが、マレーシアで生きていくための方法は何でしょうか。

これについてみていきましょう。

オピアくん
英語ができない場合どうしたら良いの〜?
英語

1.マレーシアの人口構成と言語

赤道直下にある「常夏の国」マレーシア。
筆者も現在ここ(クアラルンプール:KL)で暮らしていますが、一年中、計ったように毎日朝ほぼ7時半に日が昇り、夜また7時半に日が暮れます。日本の四季が恋しくなります・・・。

それはともかく、マレーシアの人口構成は、大まかに言えば次のとおりです。

  • 地元のマレー人:6割
  • 中華系:2割
  • インド系:1割
  • その他:1割

そして、マレーシアは英語圏の国でもあり、アジア諸国の中でも英語力の高さはトップクラス。
フィリピン、シンガポールに匹敵するほどで、国民のほとんどが英語でのコミュニケーションが可能です。

そう、マレー人は英語が得意なのです。中華系やインド系の人々も、母国語に加えて英語を苦もなく使いこなします。なので、中華系やインド系も英語はOK、というところでしょうか。また、その他の外国人も、基本的には英語に問題はありません。

心配なのは、日本人ですね。何故か、日本人は英語が苦手な国民です。

English

2.日本人が英語下手の理由

「日本人は英語が苦手」というのは、もはや通説です。

筆者は幸い、ずっと長く海外畑の仕事をしてきたので、英語に対するコンプレックスはありません。ですが、ここマレーシアに居住する日本人の多くも、英語には苦労しています。

ところで、日本人が英語下手な理由についてよくよくみてみると、「読み書き」は出来るが、「喋れない」というパターンであるのが判ります。その理由について、ある分析によれば、「読み書き」と「喋り」は全く別物ということのようです。

確かに、英語のドキュメントなどをじっくり時間をかけて読んだり、英語でメールを書いたりするのは、多くの日本人にとってそれほど苦痛ではありませんし、対応できます。
ところが、外国人と会話していて、相手が話す内容をなんとなく理解できても、それに対して会話で返すことが物凄く苦手です。

日本人は従来、中学校・高校と最低でも6年間は英語の教育を受けます。しかしその中心は「読み書き」であり、それは頭脳系の仕事で、一人で部屋に籠(こ)もって勉強すれば何とか習得できます。
一方、会話は身体能力に関わる仕事であり、スポーツと同じで、身体を使わないと覚えられないので、日ごろの周辺環境がとても大きいです。

最近では学校でも英会話の授業を増やしているようですが、まだまだ足りないと思われます。

「読み書き」は頭脳系の勉強ですが、「喋り」はスポーツと同じで日頃の訓練が必要です。
極論すれば、英語における「読み書き」と「喋り」は、例えば学校での授業科目の際に、「世界史」と「音楽」を同じ教科にしているのと同じことである、と言えるでしょう。英会話は本来、体育・音楽・美術と同じエリアに分類されなければいけないという見方さえあります。

そして、「喋り」「英会話」をマスターするには、運動と一緒で、常に反復練習を重ね、その環境を維持し続けることが最も重要となります。

例えばジョギングでも、普段欠かさず走っている人が、しばらく走らないと心肺機能や筋肉が衰え、走れなくなるのと同じで、英会話も常にそれを使う環境にいないと、錆(さび)ついてしまい、話せなくなってしまいます。

また、日本人が英語下手な理由には、その他にも要因があります。
人口1億2千万人を抱える大きな国である日本で、普段から英会話に迫られる人の比率は少なく、多くの人は英語を喋らなくても困りません。そのため、英会話をマスターする必要性が少なく、英語を喋れなくても仕事はできるし、出世もできます。

最近では英語のスコアが高くないと管理者になれない会社も増えてきていますが、その判定も英会話だけではなく、「読み書き」の比重もまだ大きいです。

例えばお隣の韓国のように、市場を国内ではなく海外に求めざるを得ない国の人は、英会話の習得が生きていくための必須な手段です。

日本人は英語が喋れなくても生きていける国民であることが、喋れない原因と言えます。

マレーシアの店

3.マレーシアでの英語の利用シーン

英語、特に英会話が苦手な日本人が、マレーシアで英語を利用するシーンとはどんなものでしょうか。普段の生活の上で、やはり英語(英会話)が必要な場面は多くあります。

  • 道や場所が判らなくなった場合に、近くにいる人にそれを尋ねる
  • 買い物などの際に欲しい物を店員に告げる
  • 郵便局や行政機関などに出向いて申告する
  • 外国人の知人や友人と会話する
  • 外国人から話しかけられたときに応える

などなど。
その他にも、咄嗟(とっさ)に英語を喋る必要性のあるシーンは多くあります。

4.生きていく方法

英語が苦手な日本人が、マレーシアで生きていく方法とは?

上に述べたとおり、多くの日本人に共通の弱点は「喋り」です。読んだり書いたり、相手の話を理解するのはそれほど苦手ではありません。では、喋りが苦手な日本人としては、どうすればマレーシアで生きていけるのでしょうか。

常日頃、周囲にいる外国人と常に会話をする環境にあれば、自然と苦もなく会話できるようになるでしょう。そういう環境にない場合は、最低限の表現で相手と意思疎通を図るよう心がけましょう。

最低限の表現とは、「笑顔」「ボディランゲージ」「単語だけで表現」「筆談」です。

  1. 笑顔(これさえあれば、相手との距離は縮まります)
  2. ボディランゲージ(身振り手振りで伝わります)
  3. 単語だけ使う(Yes/Noや、OK、Thanksなど、意思だけ伝わればなんとかなります)
  4. 筆談(きちんと正確に情報を伝える場合は、紙に書いて相手に渡しましょう)

マレーシアへ行ったら、これらを意識してコミュニケーションをとると良いと思います。

まとめ

みてきたように、英語、とくに英会話(喋ること)が苦手な日本人ですが、マレーシアで生活する上では、英会話が出来たほうが何かと便利です。

マレー人をはじめ、周囲にいる外国人のほとんどは英語を上手に話せます。

これについていくには、常に英語を話す環境に身を置くのが最適ですが、そうでなければ、最低限のコミュニケーション手段を使い、相手との意思疎通を図るように工夫していきましょう。

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