マレーシアで注意すること｜犯罪被害と対策法

マレーシアへの長期滞在や移住を検討する際に、気になることの１つは治安ですね。マレーシア、及クアラルンプールは世界的にみて比較的治安の良い国ではあります。

とはいえ、異国ですので日本と同じようにはいきません。不慣れな外国人観光客につけこんだ詐欺被害があとを断ちません。

ここでは、みなさんがそんな被害に合わないよう注意していただくために、起こりうる犯罪と対策について解説していきます。

賭博詐欺（いかさま詐欺）

現地の人と仲良くなりたい、という観光客や移住者の心理を利用した詐欺です。「日本に知り合いがいる」「日本語を勉強中だ」など最初は大変親切に話しかけてきて民家などに誘われます。

だいたい詐欺グループは五人ほどのグループで、必ず負けるゲームに誘われます。負ければ金銭やアクセサリーなどを要求してきます。もし現金がなくても、クレジットカードでキャッシングをさせられたり、高価な貴金属の購入を要求されたりします。一件あたりの被害額はおよそ数十万円〜数百万円ほどとかなり高額です。

特に詐欺師が多い地域は、

• チャイナタウン周辺
• ブキッ・ビンタン周辺
• KLCC周辺

若い女性や優しげなおじさんも多いそうだ。また、在住日本人が加担している場合もあるので同じ日本人だからと容易に信用しないことです。
対策方法は、

知らない人の誘いには応じないこと

怪しいなと思ったら「記念撮影をしよう」とカメラを向けてみる

金銭を要求されたら、曖昧な態度ではなく「NO」と毅然とした態度をとる

もう巻き込まれてしまたら危害を加えられる前に金品で解決するのも手

などがあります。簡単に他人を信用しないようにしましょう。

ひったくり

後方からバイクで走ってきて荷物をひったくられます。
クアラルンプール市内でも頻発しています。

車道側を歩かない

荷物を車道側に持たない

もし盗まれそうになっても荷物にしがみつかない（怪我をする可能性があるので

荷物を盗まれるのも災難ですが、大怪我をしないようにしてください。

クレジットカード詐欺

クレジットカードを読み取る機器に、カード番号などの情報を読み取るチップが取り付けられており、その後不正にクレジットカードを使用され多額の請求をされることも。
対策法は、

クレジットカードを利用するお店を選ぶこと

判断は難しいかもしれないが、心がけておきましょう。

置き引き

例えば、空港での両替中や、レストランでの食事中に椅子の背もたれに荷物をかけて置いたりしている場合におきやすい。
ビュッフェで食事を撮りに行く際も荷物が無防備になりがちです。

荷物、携帯は肌身離さず持つこと

これに尽きます。ほんの隙を狙われるので、日頃から荷物への意識を持つようにしてください。

万が一犯罪や事件の被害にあってしまったら

さきほども少し触れましたが、悔しいかもしれないけど金品で解決できるものであればそれで解決してください。一番大事なのは命です。
その後は、

現地の警察に被害届をだし盗難証明書を発行してもらう

海外旅行保険に入っていれば帰国後に保険金を受け取る

日本大使館や総領事館に連絡するのも良い

です。
下記に緊急連絡先を掲載しておきますのでもしもの際にご活用ください。

おわりに

上記で述べたものは一例です。また、マレーシアだけに限った話しではありません。
せっかくの海外ですから、被害に遭わないように最善のの注意をしてください。
みなさんの安全を心よりお祈りします。

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