海外で生活するとなると、気になるのが毎日の食事。
多くの人が買い物をするのは、スーパーマーケットではないでしょうか?もちろんスーパーも色々なお店があり便利ですが、マレーシア移住した際におすすめなのが市場です!
日本ではなかなか買い物する機会がありませんが、マレーシア・特にクアラルンプール近郊に移住している日本人にはかなりポピュラーな場所です。
今回は、マレーシアのTTDI市場ってどんなところ?手に入る食材や買い方や支払い方法などを、移住して5年目の子育てママが徹底解説!
- 市場ってどんなところ?
- 各食材のお店と買い方
- 市場で朝食を食べよう
市場はどんなところ?
KL近郊に市場は大小いくつもありますが、日本人の間では「市場」といえば大抵TTDIのウエットマーケットのことを指します。
Grabの目的地を設定したりGoogleなどで検索する際には、「TTDI wet market」または「Pasar Besar Taman Tun Dr.Ismail 」と入力しましょう。
スーパーとの違い
市場がどんなところか、日本でも行ったことがない方はイメージしにくいかもしれませんね。
スーパーとの違いは肉や魚、野菜など食材の鮮度が良いところ!日本人が多く利用するスーパーに比べると、値段も比較的安いといえます。ローカルの激安スーパーと比べると、中には高いものもあります。節約したい方は、食材によって買う場所を使い分けるのもおすすめ!
場所とアクセス、周辺エリアの様子
市場はTTDIというエリアにあります。日本人が多く住むモントキアラやデサパークから車で15〜20分の距離に位置しています。
電車(MRTのkajan線)のTTDI駅もあり、駅からも徒歩10分程度。非常に便利な場所にあるため、日本人も日常的に利用する人が多いです。
注意点すること
支払い方法はほぼ全てのお店で現金・QRコード(grab pay・Touch’n go)の支払いができます。ただ、豚肉のお店以外はクレジットカードは使うことができないので気を付けましょう。
KLは一年中暑いので、生鮮食品を買う場合は保冷剤・保冷バッグを持参するのがおすすめ。市場ではスーパーと違い、エコバッグは購入できません。各店舗でビニール袋には入れてもらえます。
買い物は午前中に。10時ごろには店仕舞いを始めるお店もあるので、朝7〜9時の間がおすすめです!※定休日は月曜日。
各食材のお店の場所・買い方
鶏肉
正面一口の階段を上がってすぐが牛肉と鶏肉コーナー。店頭に鳥が丸々置かれているので、すぐにわかります。マレーシアは鶏肉が美味しいだけあって、色々な部位(足や顔もついたまま)が売られています!
鶏肉のお店では必要な部位とグラムを伝えるか、自分で必要なものをボウルに取っていきます。こちらには日本語が少しわかるお兄さんがいるので、「唐揚げ500g」「ささみ300g」などでも伝わります!
牛肉
牛肉も、鶏肉と同様の注文方法です。ただ日本と比べると、牛肉は若干硬いなと感じます。ステーキやカレー用のサイコロカット肉はスーパーでも手に入るのですが、薄切り肉はポピュラーではないので必要な方は「薄く切って」と伝える必要があります。
魚介類
魚屋さんもたくさんあって、一際賑わっています。日本ではみたことのない魚もたくさん!
馴染みのある鮭、鯵、さんま、えびなどももちろんあります。生の魚・刺身を食べるのは一般的ではないので、必ず刺身用で食べられるか聞いた方が良いです。こちらにも魚の名前を日本語で理解できるマダムがいるので、「さばを3枚下ろしで」「サーモン刺身○○g」といえば伝わります。
野菜・果物
八百屋さんは中央の通りに目立つお店があり、右側の通路の奥にも別のお店があります。馴染みのある野菜・果物はもちろん、日本ではなかなか見かけないものもあります。「何という野菜・果物なのか」「どうやって食べるのか」等も聞けば教えてもらえます。
必要な野菜を持っていけば、重さを測ってくれ値段を言われるのでその場で支払いましょう。
マレーシアならではの野菜や果物にもチャレンジしてみては?
卵
野菜売り場の向かいに、1つだけ卵屋さんがあります。卵のグレードによって値段が異なります。私も全ての種類を試してみましたが、正直あまり味の違いは感じませんでした。こだわりたい方は平飼い鶏の卵(kampong)も購入できますよ。
買うときには、市販の卵の空のパックを持参すると持ち帰りに便利です。
豆腐・豆乳
市場の中央にある豆腐屋さん。気さくなマダムが出迎えてくれます。
豆腐は1カップ約100円。おぼろ豆腐のような形でプラスチックのタッパーに入れてくれます。あたたかいうちにすぐ食べてもよし、冷やして食べても美味しいです。
豆乳はボトルでもカップでも購入でき、砂糖の有無を聞かれます。漢方ゼリーをトッピングすることもでき、食感が面白いです。その場で飲むもよし、持ち帰るも良し!
ノンハラル・豚肉売り場
豚肉コーナーだけはノンハラル(イスラム教の方は食べられない)のため、駐車場(正面の階段は登らない)の奥にあります。入り口に電光掲示板が光っているためすぐにわかります。
こちらでは新鮮な豚肉が、好きな部位・切り方・量を購入することができます。というのも、マレーシアのスーパーでは豚肉があまり新鮮でない・売っている部位が限られていることがあります。
豚肉の注文方法は以下の3つ
①カウンターにあるメモに注文、名前を記入して渡す
②その場で口頭で注文
③事前にwhat’s upで注文する
英語でももちろん通じますし、日本人もよく利用するため「豚バラ肉=OKONOMIYAKI(お好み焼き)◯◯g」「豚ロース薄切り=SHABUSHABU(しゃぶしゃぶ)」というように日本語でも通じます。
その他
その他もスパイスや乾物のお店、花屋など様々な店舗が軒を連ねています。
おすすめなのが、中央付近・豆腐屋さんの隣にあるパイのお店。エッグタルト、カレーパフなど手軽に食べられるスイーツから、ご飯の一品にもなるキッシュ・ラザニアなどが売っています。どれも美味しく子どもたちも大好きなので、毎回悩んでしまいます。
市場で朝食を食べよう!
2階で食材を注文・買い物した後は、3階で朝食を食べるのもおすすめ!
3階の手前には色々な麺が売っているお店、衣料品店、はちみつ屋さんなどがあり、1階に比べるとやや閑散としています。奥は飲食店が並び、朝から朝食を食べる人で賑わい!
ロティチャナイ
日本人にも最もポピュラーなのがロティチャナイ。ローカル食が苦手という子どもも、好きな子が多いです。マーガリンたっぷりの生地を鉄板で焼いたもので、同じお皿にはカレーを添えてくれます。これで約2RM(約60円)ととってもお得!こちらのお店は現金のみでQRコード決済は対応していません。
ドリンクはコーラや100プラスなどのジュース、kopiなどがありますが、マレーシアといえばテタレ(コンデンスミルク入りのミルクティー)がおすすめです!非常に甘いため、無糖が良い場合は注文時に伝えましょう。
ナシレマ
マレーシアの国民食・ナシレマのあるお店では、好きなおかずを自分で追加できます。ナシレマにゆで卵とチキンを煮込んだものをトッピングしても8RM(約240円)とこちらもお手頃。
こちらはQ Rコードでの支払いが可能。お店によってまちまちですが、現金を持っていればまず大丈夫です。
ルイ茶
2階にはルイチャのお店もあります。白いご飯の上に、ナッツや野菜・バジルなどのハーブを刻んでトッピングし、抹茶のようなお茶をかけた料理。
日本人なら「お茶漬けみたいな味」をイメージするかもしれませんが、日本のものとはちょっと違います。ナッツや野菜の歯応えがあって、見た目よりもあっさり。気になる方はぜひお試しを!
まとめ
いかがでしたか?スーパーも充実していますが、TTDIの市場はマレーシアで生活で自炊する方の強い味方になります。週末は平日にはないお店も臨時で出店していたり、慣れてきたら新しいお店や食材を開拓してみたりと、何度行っても飽きません。
朝早くから活気があって買い物しなくても楽しめる場所なので、マレーシア移住する予定のない方も、滞在中に訪れてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人:オピエミアドバイザー うえだりな
いつでも話せるパートナーが見つかる
「オピエミインタビュー」
マレーシア移住の準備から
移住後の生活までマレーシア移住者が体験談を元にリアルなお話しします。
マレーシアはいいところばかりではありません。
メリット、デメリットもお伝えします。
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