移住の基礎知識

マレーシアでペットとの帰国手続きについて解説

マレーシア移住者が増える中、マレーシアでペットを飼っている方も少ないです。
そんな中、ペットを飼っている人は「無事に日本に一緒に帰れるか」という不安を感じている人も多いと思います。
ペットと一緒に日本に帰国するには、一般的な引越しとは違う様々な手続きが必要となります。
今回はペットと帰国する際の手続きについてお話しします。

もくじ
  1. ペット帰国の流れ
  2. 狂犬病抗体検査
  3. 気をつけて欲しい注意点
  4. 参考にして欲しいサイト

ペット帰国の流れ

おおまかな流れをここで説明します。l

マイクロチップを装着&狂犬病ワクチンを接種
　　　　　　　⇩
狂犬病抗体検査を受ける
　　　　　　　⇩
日本帰国の40日前までに、日本の動物検疫所に輸入の届出書を提出する
　　　　　　　⇩
帰国便を予約する
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出国の10日以内に動物病院で健康診断を受ける
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マレーシアの政府機関で健康診断証明書、輸出許可書を取得。
日本に提出する証明書の「Form A」「Form C」の裏面の取得。
　　　　　　　⇩
出発３時間前までにチェックイン。航空会社のスタッフにペットを預ける。
　　　　　　　⇩
日本に到着したらペットを引き取ります。
空港内にある動物検疫所で簡単な検疫を受ける。

マレーシア移住　犬

狂犬病抗体検査

犬の帰国には狂犬病抗体検査が必要ですが、狂犬病抗体検査の輸出前待機が180日以上必要になります。
これのせいで時間がとてもかかるように感じますが、「狂犬病抗体検査証明書」は採血日から2年間有効です。（狂犬病ワクチンの有効免疫期間内に追加摂取が必要です）

ですので、前もってこの証明書を取得しておけば面倒や時間がかかりませんね。
2年後に更新する場合、180日の待機は必要ありません。

気をつけて欲しい注意点


飛行機で乗継便に乗る場合
クアラルンプールなどで乗り継ぎする場合、航空会社のスタッフに「ペットが同じ便に登場しているか」しっかり確認しましょう


東マレーシアの検疫システムは異なる
同じマレーシア国内でも、コタキナバルなどの東マレーシアは検疫システムが異なります。しっかり現地の状況を確認しましょう。


MAQUISの受付時間は平日のみ
MAQUIS（マレーシアの検疫検査システム）は平日のみの受付で、礼拝時間の関係で受付時間が変更になることもあります。申請の方法が突然変わることもあります。ハプニングも起こりうるので日数には余裕を持ってください。

参考にして欲しいサイト
マレーシア移住　犬

おわりに

マレーシア側の手続きは変更点など多いので随時確認しましょう。
日本の動物検疫所は細かく必要な情報を教えてくれます。何か不明点がある時に頼れる存在です。
それでも不安な方は代理店の利用をお勧めします。

大切なペットとスムーズに帰国できるといいですね。

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