家族4人でマレーシア移住して良かった&悪かったこと15選を徹底解説!

マレーシア 家族で移住 メリット デメリット

近年注目が高まっている海外移住。我が家も「海外で生活して視野を広げたい」と夫・子ども二人と共にマレーシア移住し、コロナ禍も経験しました。

実際に移住・4年間生活してみて、移住前に聞いた話やネットで見た情報が「その通りだな」と思うこともあれば「ちょっと違うな」と感じることもあります。勿論人によって視点や感じ方は異なるのですが、私や私の周りの体験談として参考にしていただければ幸いです。

というわけで今回は、家族4人で移住して4年の私が実感する、マレーシア移住の良い点と悪い点15選を徹底解説していきます!

1.過ごしやすい気候

過ごしやすい気候はダントツでマレーシアの良い所です。1年間の平均気温が27度のマレーシアは、年中半袖で過ごすことができます。

日本では快適な時期はかなり限られており、暑すぎたり寒すぎたりして体調も崩しやすいですよね。季節ごとに服を購入したり、家族全員分の衣替えも大変でした…。

マレーシアではそのストレスが全くなく、洗濯物も室内でもすぐに乾くので本当に快適です!

2.差別がない、多民族国家で様々な文化を知れる

多民族国家でマレー系・中華系・インド系を中心に、様々な文化が入り混じった言語や料理、生活を体験することができるのはマレーシアの魅力。同じアジアなので、欧米のようなアジア人差別はほぼありません

移住前に「マレーシアは多民族が共存している国」と聞いていましたが、実際は「皆が仲良し」というわけではないんだと感じます。同じ民族同士で固まることが多いですし、民族によって国から受けられる保証も異なるためか、批判も聞いたことがあります。

それでも多民族なマレーシア人・アジア諸国はじめ色々な国の人が多く移住しているため、いろいろな価値観・文化を知ることができ、親子で視野が広がったなあと実感します。

3.快適な住環境

日本人が暮らすコンドミニアムは、ほとんどが広々とした部屋の造りでジム・プール・公園が併設されているため自由に利用できます。一軒家タイプの住宅でも、日本と比べると家賃の割に大きな部屋・間取りのものが多いです。

気軽に敷地内で運動したり、プールサイドでくつろぐことができるのはとても快適!子育てをしていても子どもと共有スペースで遊んだり、親もジムに行くなど気軽に気分転換ができますよ。

オピアくん

コンドミニアムによってはテニスコート、体育館、サウナなどもあるよ!

4.ご飯が美味しい!でも健康面には注意が必要

海外暮らしで問題になりやすいのが、現地の料理が口に合わないということ。

マレーシアは日本人好みの料理が非常に多く、他の国の料理や日本食も気軽に手に入るし食べることができます。人によっては「飽きる」という話も聞きますが、私や家族、周りの友人はマレーシア料理が好き!という人が多いです。

ただし、マレーシア料理は野菜が少なく油っぽいものが多いのも事実。ベジタリアン料理や漢方系のヘルシーな料理もありますが、健康には注意が必要です。

5.子供に優しい社会

旅行や短期滞在したことのある方は体験しているかもしれませんが、マレーシアは子どもに親切な人がとても多いです。マレーシアは子沢山の家庭が多く、年の離れた兄弟・親戚の面倒を見慣れているためだと考えられます。

ローカルのお店をはじめ、大抵のお店にベビーチェアがあります。公共交通機関やレストランなど、日本では赤ちゃん連れで肩身の狭い経験もしましたが、マレーシアではスタッフさんがあやしてくれたりと寛容な人が多いと感じます。

親切な方が多くても、誘拐のリスクはあるので目を離さないよう注意必要です。小中学生であっても、学校へは親が送迎もしくはスクールバスを利用します。

6.物欲が減る

マレーシアで生活すると、日本にいる時と比べて衣料品や雑貨など「物欲・買い物が減る」という人が多いです。

まず一年中気温が変わらないので、季節ごとの衣類や寝具が必要ありません。また、日本ほど魅力的な商品が少ないという理由も。日本が安くて便利な商品が多い、季節ごとの服やグッズが必要になる、年代に応じたマーケティングが巧妙すぎるのかもしれません。

7.人目を気にしなくなる

マレーシアでは、年齢に関係なく皆好きな服装(宗教的な決まりを除いて)をしているなと感じます。

自分より上の世代のマダムも肩や足を露出していたり、派手な色や柄の服を着ていても違和感がありません。年齢を気にしたり、行事で堅苦しい服を着る場面もないので、毎日とても気軽です。

日本では躊躇するようなファッションに挑戦しやすい反面、おしゃれやメイクに疎くなるという面も。また外見だけでなく、大人でも習い事など新しいことに挑戦しやすいなと感じます。

8.英語、外国語の必要性を実感する

マレーシアは英語が共通語であり、簡単な単語でも通じるため英語初心者や苦手な人でも暮らしやすい国です。

しかし生活する内に「もっと話せるようになりたい」と感じる場面が増え、日本にいる時以上に英語の必要性を感じます。マレー語や中国語をはじめ、いろいろな外国語にも興味が湧くため、言語を学ぶには良い環境だといえます。

一方で、マレーシアは独自の英語(マングリッシュ)を話すローカルの方も多く、文法も独自のものがあったり、イントネーションを聞き取るのが難しいことも。ネイティブの様な綺麗な英語を身につけるのはかなりの努力が必要です。

マレーシアで必要な英語力を身につける!

悪い点

1.物価は安くない

マレーシアは物価が安い!とよく聞きますが、物価の高騰・円安が進んだ現在では過去の話になりつつあります。ガソリン、電車・タクシー、水道・ガス代、家賃(場合によって)などは確かに日本と比べて安いです。

しかし、普段のスーパーで購入する食材、子供の学費は高い上に年々値上がりしています。日本で都内のインターに通うことを考えると安い学校もありますが、マレーシアでは日本人学校でも私立なので費用では日本の公立校には敵いません。

食事もよく安いと言われますが、ローカル店のご飯に限ります。モールやレストラン・カフェでの食事は日本と変わらないか、場所によっては高いことも。日本の食材や日本食を食べる機会が多いと、さらに支出は増えます。

2.店や人によって接客にムラがある

マレーシアの店員さんはとてもフレンドリーな人も多いのですが、逆に無愛想で感じの悪い店員もいます。

オーダーミスや注文が忘れられることは日常茶飯事。それだけならまだしも、ローカル店では値段が書いていない言い値のお店もあります。「外国人だからふっかけられているのでは?」と感じることも。他のことにも言えますが、日本と同じレベルの丁寧な接客を求めないことが大切です。

オピアくん

店員が鼻歌をうたう、スマホを見てる等のゆるーい所がマレーシアの良い面でもあるのかも。

3.インターナショナルスクールは悪い面もある

マレーシアのインターナショナルスクール 見学する上で確認すべき3つのポイント

マレーシア移住・我が子がインターナショナルスクールに入学する前は、良い面ばかりが目についていました。実際入学してみても、確かに日本の学校にはない学びや出会い・体験は沢山あります。

しかし学費以外にも、クラス費用や遠足・放課後のクラブ・イベントやパーティなど、とにかく追加費用が沢山かかります

また学校によってはイベントのお知らせが来るのが遅い、急に日時が変更になる、先生と連絡がつきにくい、など気になる点も多いです

4.狭い日本人社会

年々マレーシア移住する人はどんどん増えているなと実感。情報収集のためにSNSやコミュニティも沢山あり非常に便利。ただSNS上で繋がっている人も多く、思っている以上に日本人社会は狭いため迂闊に相談できない、人間関係のトラブルに巻き込まれることも。

母国語で気兼ねなく話せる友人の存在も勿論大切ですが、外国人の友達も作る、程よい距離感で付き合うことをおすすめします。

5.水の質が悪い

マレーシアの水道は日本と異なり硬水です。上下水道・配管の整備もまだまだ発展途中なため、水道水はそのまま飲むことはできません

そのため飲み水の購入または浄水器の設置が必要。多くの場所ではそのまま使用していると、洗濯物が黒ずむため浄水フィルターを使用します。

水道だけでなく、公園の池や街中の川を見ても濁っていて汚れているなと感じます。逆に一時帰国した際には、日本の川や池が綺麗だと感じますし、水道水を飲める日本てすごい!と感動してしまいます。

マレーシア 移住 水 断水

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6.住宅の故障、水回りのトラブルが多い

マレーシアで暮らしていて、避けては通れないことが住宅の故障と水回りのトラブル

日本では考えられないような雑なレイアウトや構造になっていたり、ドアや窓・棚などの立て付けが悪い箇所も多いです。また排水溝や水道管が詰まる、水漏れする、エアコンの故障などのは多くの在住者が経験します。

その都度オーナーさんに相談すれば、ほとんどの場合はすぐに業者を手配して修理してもらえますが、度重なるとストレスに感じることもあります。

住んでみないとわからないこともありますが、住宅を決める前にできるだけ確認する、すぐに対応してくれるオーナーかも併せてチェックしましょう!

7.子供が遊ぶ公園が少ない

特にクアラルンプールで生活していると、自然の中でのびのび遊べるところは少ないなと感じます。

車社会なので歩いて公園にいけるエリアは限られており、わざわざ車で大きな公園へ出かけることになります。コンドミニアムのプールや公園、街中のモールに室内プレイランドなどは沢山あるので、遊ぶ場所にはあまり困りません。

しかし、自然の中でアウトドアを楽しんだり海で泳ぎたいとなると郊外が他の地方・離島まで足を伸ばす必要があります。身近に沢山の公園や自然と触れ合える場所が多いのは、日本の良さでもありますね。

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まとめ

いかがでしたか?実際に暮らしてみないと、自分がどう感じるかはわかりません。

海外なので日本と違って不便なことや理不尽なこともあります。自分は外国人という立場で、マレーシアに住まわせてもらっているという意識が大切。ちなみに、外国人がマレーシア政府の国政や賛否を発信することも禁止されているのでご注意を。

今回は多くのメリット・デメリットを挙げましたが、それでもマレーシアは日本人にとっては暮らしやすいと感じますし、個人的にもとても好きな国に変わりありません。

移住を検討している場合は色々な人の体験談を聞くことや、可能であればご自身で滞在してみることをお勧めします!

この記事を書いた人:オピエミアドバイザー うえだりな

【家族3人で男性移住体験談】新しい生き方、そうだ!マレーシアへ移住しよう!

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マレーシア移住の準備から
移住後の生活までマレーシア移住者が体験談を元にリアルなお話しします。
マレーシアはいいところばかりではありません。
メリット、デメリットもお伝えします。


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