日本から持って行くとよい食料ベスト10|マレーシア移住者が解説

食品ベスト10

クアラルンプール周辺では比較的日本の食材が手に入りやすいです。
それでも物によって日本とそれほど値段が変わらないものもあれば、かなり割高になるものもあります。
それで、今回の記事では、マレーシア豆知識を織り交ぜながら、あくまでもわたしの個人的な意見として、日本から持参することをお勧めする食料品をご紹介します。

1、マレーシアは外食文化?!

美食の国と言われるマレーシアは、多民族国家ゆえに日本とは比べものにならないほど多国籍の料理を楽しむことができます。
毎日目新しい料理を味わえるのですごく楽しいです。

短期で移住されるなら、マレーシアは外食文化なのでそれほど自炊しなくてもやっていける、と思われる方もおられると思います。確かにそうです。
わたしも初めの頃はテンション高く外食ばかりしていました。
ただ、海外生活は神経を使い疲れやすいので、時々自炊してほっと体にしみる料理を食べたくなるのも本音です。
時々食べなれた家庭料理をはさむことで、マレーシア料理の良さもより際立ちます。
それでこの記事では、自炊することも含めて、日本から持っていくことをおすすめする食料品をご紹介します。

2、日本から持参してほしい食料品ベスト10

経験上、こちらの食料品があると、とても重宝します。

①ウイスキーや焼酎など酒類

マレーシアにあると良いもの

ムスリム国マレーシアは、お酒の値段が高いです。
ビールは日本とそれほど変わらない値段で買えますが、輸入物のお酒は桁違いに高くなります。
日本で1000円ほどで買えるウォッカがマレーシアでは5000円を超えることもあります。
それで、お酒が好きな方はお好みのものを持参されることをおすすめします。
マレーシアに持ち込めるお酒の量は1人1瓶(750mlくらい)までと定められています。

②米

マレーシアではジャスミン米やタイ米が主流です。
正直日本から米を持参するのは重くておっくうで、わたしも初めの頃はこちらでお米を調達していました。
日本米は少し割高にはなりますが、こんなブランドのものがあります。

マレーシアの米

袋を開けると、古い米の匂いがします
日本で売れ残った米を海外に流しているのかなと勝手に想像してしまいました。
炊飯しても、やはり古米の匂いが残ります。
日本では甘くておいしい新米を毎年楽しんでいましたが、それとはほど遠いお味です。
箸で食べれるからジャスミン米よりはましかな、という感じです。

友だちに教えてもらい、韓国米を試したことがありますが、こちらに売っている日本米よりは美味しかったです。
ただ、アメリカ産の韓国米です。
パッケージには「新米」と表示されていましたが、アメリカから輸入している時点ですでに新米とは呼べないのでは?とツッコミたくなります。

それで毎日食べる用ではなくても、数キロだけでもおいしい日本の米が手元にあると、かなり精神的に安定します。

③緑茶、麦茶などお気に入りの茶葉

マレーシアのレストランではびっくりするくらい甘い飲み物が提供されます。
うっかり砂糖抜きor砂糖少なめで注文し忘れると、喉の渇きをさらに加速させる極甘の飲み物がきます。
コップ半分砂糖でしょ、というくらい甘いです。
さすが糖尿病大国マレーシアです。ペットボトルの飲み物も例外なく甘いです。

そのため、家ではほっとする緑茶や麦茶が無性に飲みたくなります。
ティーパックのものでも茶葉でも、普段日本で飲んでいるものを持参されることをおすすめします。わたしは、緑茶、麦茶、ルイボスティーを必ず持ってきます。

④和風出汁、中華だし、コンソメなど

粉状の和風出汁は日本の食料品店でも売っていますが、オプションがあまりありません。
日本で見たことのないブランドのものしか売ってないこともあります。
それで、帰国のたびにお気に入りのものを日本から持っていくようにしています。

中華だしは、鶏ガラスープの素だったり、ウェイパーだったり、それぞれ使い慣れたものがあるかと思います。
マレーシアは中華が美味しいので中華だしは簡単に手に入ると思っていたのですか、今のところ良いものをみつけていません。
日本の食料品店でウェイパーは売っていますが、1.5倍くらいの値段です。

コンソメは、正直マレーシアでもAyam brandという有名なブランドがあり、買えます。
日本のものとは味が違いますが、それほど悪くはないかと思います。
添加物が多そう、という勝手な偏見のために、わたしは日本から持参しています。

⑤しょうゆ

マレーシアに来られたら、しょうゆの種類がすごく多いので驚かれると思います。
スーパーでしょうゆコーナーの写真を撮ってきましたが、全部しょうゆです。
どう使い分けるのか分かりませんが、ローカルは各家庭毎に好みのブランドがあるようです。日本のしょうゆなら、キッコーマンはどこでも買えますが、日本よりかなり塩辛く色が黒いように感じます。

マレーシアの醤油

辛く色が黒いように感じます。

スーパーに並ぶしょうゆをよくみると、薄口しょうゆ、濃口しょうゆ、カラメルしょうゆなどの種類があります。
薄口しょうゆはこの中で1番使いやすいのでわたしも使っていますが、マレーシアの薄口しょうゆは全部少し甘いです
料理に使う時は、みりんや砂糖の量を減らして味を調整しています。
ただ、しょうゆがすでに味付けされているので、茹でた野菜にこのしょうゆをかけるだけで立派な料理になるという利点もあります。
濃口しょうゆは、日本の濃口よりもさらに濃いです。
カラメルしょうゆは、甘いわけではありません。
カラメルのようにとろとろに煮詰めてあり、バクテーなど特定の中華料理に使われます。

こちらのしょうゆで料理にチャレンジされることも楽しいと思います。
少しマレーシアチックな和食ができあがります。
わたしはマレーシアの薄口しょうゆも常備していますが、日本からも出汁醤油、生しょうゆを持参して使い分けています。

⑥梅干し

好きではない人もいるかもしれません。
でも日本にいる時に「梅干し、嫌いじゃないよ」という人は、海外生活を始めた途端、梅干しが恋しくなるんじゃないかと勝手に信じています。
熱帯のマレーシアでの塩分補給にもなります。

⑦お菓子

日本のお菓子はかなりレベルが高いです。
マレーシアでもいろんなお菓子が買えますが、昔から食べ親しんだ日本のお菓子を超えるものにはなかなか出会えません。
疲れた時はこのチョコレートが食べたくなる、お酒のつまみにはこのお菓子が外せない、などお好みがあるかもしれません。
手元にそのお菓子がある、というだけでほっとします。

⑧インスタントラーメン

日本で生活している時は、インスタントラーメンはあまり食べていませんでした。
ところが海外生活を始めてからインスタントラーメンのありがたさをひしひしと実感しています。「楽だから」という理由ではなく、「ただ日本のラーメンが恋しいから」という理由です。
日本の豚骨ラーメン、しょうゆラーメン、味噌ラーメンが無性に食べたくなる時があります。

⑨塩昆布、ひじき 、海苔などの海藻類

こちらでも買えますが、高いです。
海苔は新鮮さに欠けます。もし海藻類がお好きなら、重くないものなので、持参することをおすすめします。

⑩インスタント味噌汁 or 味噌

すっと心と体にしみます。
インスタント味噌汁でもお味噌でもいいです。
日本の出身地によって、親しんだ味噌があるかもしれません。
合わせ味噌はこちらでも買えます。赤味噌、白味噌がお好きなら、日本から持参されるとよいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。あくまでも私個人の意見ですので、ご了承ください。
自分の好きな食べ物が手元にあるという事実だけで、ホームシックの要素がかなり減らせます。
ぜひ個人的に好きなもの、これがあればテンションが上がる、という食べ物を分析して持参なさってください。

オピアくん
なるほど〜!海外に行くと自分が普段食べているものや好きなものを改めて知る良い機会になりそうだね♪

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