マレーシアに移住するには、MM2Hという10年間の長期ビザを取得して永住するか、滞在期間90日以内(観光目的であればビザ不要、回数に制限なし)の短期移住を選ぶか、大きく2種類に分けられます。
ここでは、あらためて短期移住に関する条件についてまとめてみましょう。
マレーシアに短期移住するには、クリアしておくべき条件がいくつかあります。
その主なポイントを6つに絞って、お話していきます
1.日本国籍とパスポート、国際運転免許を所有していること
老後・退職後のセカンドライフを満喫するためにマレーシアに移住する場合、将来を睨んで、まずはビザなし・90日以内の観光目的で入国し、様子を探るのは賢明な考え方です。
その際、当然ですが、ご自分あるいはご家族が日本国籍を保有しており、海外への渡航・滞在に必要な、パスポートを取得していることが大前提です。
パスポートの期限まで最低でも半年以上あること、そして、パスポートの余白部分が5ページ以上あることが大事です。
マレーシアに入国後、どこへ出掛けるにしても、パスポートの提示を求められることが多々あります。
パスポートは常に携行し、万一の盗難や紛失のないよう、厳重に管理しましょう。
そして、マレーシアでは、多くの日本人駐在員が自分で車を運転するほど、比較的運転がしやすい環境にあります。
レンタカーなどを借りて自分で運転する場合は、必ず国際運転免許証を取得しておきましょう。
東京であれば、都庁第二庁舎で、2千円ちょっとで、20分ほど時間があれば、すぐに取得可能です。
2.観光目的であること
後でも少し述べますが、MM2Hという10年の長期滞在ビザを除けば、90日以内の滞在期間の場合、それが認められるのは、あくまで観光目的の場合に限られます。
就労を伴う場合は、就労ビザが別途必要となり、万一就労ビザなく仕事をしていることが発覚すれば、処罰対象となりますので気をつけてください。
現地で短期間のアルバイトなどを探しても、まともな就労先であれば、就労ビザの有無を確認されますので、安易にアルバイトなどを考えないように気をつけましょう。
3.費用を準備していること
短期移住の場合でも、当然ながら移住期間に必要な費用を準備しておく必要があります。
渡航の際に必要な一時費用と、滞在中の費用それぞれの目安についてみていきましょう。
(1)一次費用
渡航費や荷物運搬費、コンドミニアムを契約する場合のデポジットなどが主なものです。
渡航費(飛行機代・往復)は、時期によりますが、直行便であれば7~10万円、格安LCCで3~5万円程度です。
自分で荷物を運ばない場合、荷物の量にもよりますが、航空便で5~10万円程度でしょう。
コンドミニアムの契約金は3ヶ月分程度で、単身の場合は家賃6~8万円程度、帯同の場合7~12万円程度といったところです。
(2)滞在費用
住居費は、コンドミニアムの場合は上述のとおりですが、ホテル滞在の場合は、首都のクアラルンプール(KL) でも格安なものがあり、6~8万円程度で大丈夫でしょう。
生活費は、食費と日用雑貨品費用で5~10万円程度、移動交通費が2~3万円程度です。
車での生活を考え、月極めレンタカー(オリックスなど日系もあります)を借りる場合は、4~5万円程度です。
その他、折角の老後を楽しむための永住ですから、エクスカーションやリゾートも必要となります。
ゴルフが好きな方であれば、KL市内でもパブリックコースであれば5~7千円程度で楽しめます。
ちょっと足を伸ばして、各地の有名なビーチリゾートへ出掛ける場合は、それなりのオプション費用が必要です。
4.環境・文化での適応能力
マレーシアは、日本人が14年連続で住みたい国ナンバーワンに挙げているほど、あらゆる面で移住に適した国です。
それでも、異国には違いありません。
当地での様々な環境や文化を理解し、適応していく努力が必要です。
幸い、マレーシアは他の多くのASEAN地域同様、親日国であり、日系企業も多く進出しています。
ですから、大きなストレスを感じることはありませんが、「陽気で気さくな一方、勤労意欲のない、そして時間にもルーズな」マレー人の気質を理解することが必要です。
また、イスラム圏なので、特に毎週金曜日は、昼11:30から14:30頃まではお店も閉まってしまい、夕方5時には仕事が終わります。
夕方は道路も大渋滞となります。
お酒が好きな方には辛い話ですが、アルコールは非常に高く、豚肉は基本的に売っていません(ハラルという、特別な場所でだけ買えます)。
車で移動する際には、バイクが縦横無尽に走り回り、運転には注意が必要です。
その他、様々な環境や文化の違いをよくわきまえて、順応することが大切です。
5.コミュニケーション能力
マレーシアは英語圏で、大抵の会話は英語で大丈夫です。
逆に言えば、最低でも片言の英語で、コミュニケーションが図れる能力が必要です。
マレーシアの人口構成は、地元マレー人が6割、中華系が2割、インド系が1割、その他が1割となっています。
首都KL中心部では、むしろマレー人よりも中華系のほうが多いといわれています。
その意味では、北京語か広東語が堪能であれば、何かと便利でもあります。
6. 90日以上連続滞在の場合の条件
先にも述べましたが、観光目的で短期移住を行う場合は、90日以内であれば問題ありません。
90日を超えて連続して滞在する場合は、就労ビザが必要となります。
就労ビザの取得は年々厳しくなっており、簡単ではありませんが、最低1年程度の滞在を考える場合は、就労ビザの取得を検討しましょう。
就労ビザを取得した後は、実際には働いていなくても問題はありません。
ただし、難易度の高い選択ですから、老後の移住にはお勧めしません。
まとめ
老後の定住を目指して、まずは短期移住を検討する場合の、主な条件についてまとめてみました。
簡単に言えば、観光目的の90日以内の滞在であれば、それを何度繰り返しても問題はありません。
一方、滞在時に気をつけるべき項目も多々あります。
ご参考にしていただければ幸いです。
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