親子でマレーシアに移住される方も多いこの頃。子どもが幼稚園や小学校に通い始めると、日本とは少し違う持ち物や準備が必要になります。また、日本なら何がどこで手に入るか大体わかりますが
学校から急に「持ってきてください」と言われても、「それってどこに売ってるの？」と悩んで探し回った経験があります。日本で買ってくればよかった！と思うものも。
今回は、私が実際にマレーシアで子育てしてきた経験をもとに“あれどこに売ってるの？”をまとめてみました！
主に小学生〜中学生のお子さんがいる方向けの内容です。（※ベビー用品については、こちらの記事を参照してください。）
どこに売ってる？〜インター校で必要なもの編〜
1. 学校で必要な文具・工作の材料
Mr.DIY、DAISOで大体は揃う
マレーシアには沢山のショッピングモールがあるのですが、ローカルホームセンターの「Mr.DIY」は強い味方。子どもの学校に必要なノートやペン・のりなどの文具、工作に必要なグッズが安く揃います。
また、近年KL近郊のたくさんのモールに日本のDAISOが入っています。価格は約200円と日本よりは割高で種類も限られますが、日本人が使い慣れた日用品・文房具などが手軽に購入できます。
POPULERなどの書店
大抵のモールには書店もあります。日系の紀伊国屋書店（Suria KLCC）・蔦屋書店（Pavilion Bukit Jalil）もありますが、ローカル書店のPOPULERは店舗も多いのでおすすめ。
画材はART FRIEND
マレーシアのインター校では、アートなどの授業で「空き箱を持ってきてください」などと急に言われることがあります。学校によっては絵の具、画用紙などの道具を各自で用意する場合もあります。しかも大抵が数日前…。
Mr.DIYやDaisoでも紙粘土・水彩絵具・折り紙など一部の画材は揃いますが、「ART FRIEND」なら豊富な画材・工作の材料が揃います！KLのモールではThe Curve、Gardens Mall、Pavilion Bukit Bintangに店舗があります。
自分で見つけられないものは、店員さんに聞けば教えてもらえます！リスト、画像などを見せるのがおすすめ。
2. 子ども用の靴
安さなら Bata
Bataはローカルシューズブランドで、各ショッピングモールに店舗を構えています。とにかくお手頃で軽い靴が多い。学校用の黒い靴や、シンプルなデザインのもの（子供用ならディズニーなどのキャラものもあり）が多いです。
実際に購入してみましたが、安いだけあってやや造りは粗め。すぐサイズアウトするし気にならないという方にはオススメ。
スポーツ系なら DecathlonやSports Direct
サッカー・バドミントンなど運動用の靴・グッズを買いたいときには、Decathlon（デカスロン）やSports Direct(スポーツダイレクト)などのスポーツショップがおすすめ。スポーツダイレクトには安価なものから有名ブランドのものも揃っています。デカスロンはシンプルなデザインが多く、その分手頃な価格で購入できるのが嬉しい！
安心の有名スポーツブランド
長く履きたいorデザインに拘りたい場合は、ナイキ・アディダス・プーマなどの有名スポーツブランドがおすすめ。KL内ではあちこちのモールに店舗があり、アウトレット専門のショップもあります。円安もあり、日本に比べやや価格は高めになりますが、丈夫でおしゃれなデザインがいい！という方にはおすすめ。
3. 子ども用の服
インターナショナルスクールの制服や指定の運動服の購入方法は、入学時に学校から案内されます。大抵は学校内のブックショップで教科書と共に注文したり、取扱業者に各自で注文します。夏服だけなこともあり、日本と比べると制服は1枚1000円台〜数千円と安価です。
この項目では、子どもの普段着、水着や運動着についてご紹介していきます！
格安ショップは沢山
日本でもお馴染みのファストファッションH＆Mから、マレーシアのPADINI、F.O.S.やmaxなど格安ファッションのお店は沢山あります。気になる点としては生地が薄い、子供服のデザインはやや幼稚なものが多いですが、日常遣いには問題ありません。旧正月など季節ごとの服も揃います。
丈夫さ＆デザインならユニクロ
日本と比べるとやや高めにはなりますが、生地の丈夫さやデザイン性ならユニクロがおすすめ。子どもの好きなキャラTシャツ、日本人好みのおしゃれでシンプルなデザインのものが揃います。Bukit bintangなどの一部店舗ではマレーシア限定グッズも販売しているので、お土産にもおすすめ。ちなみに2025年現在、GUはマレーシア進出していません。
スポーツウェアや水着はデカスロン
マレーシアで子育て中の方におすすめなのがデカスロン。水着やゴーグルなどのプールグッズは勿論、速乾生地の運動服、普段遊べるボールなども安く豊富に揃います！
子どもはどんどん成長し、服や水着も頻繁に買い替えが必要になります。また登山に挑戦したり、学校で新たなスポーツに参加するときなど、手軽にグッズが揃うデカスロンが大活躍です。
中古だとセカンドストリート
意外にも、日本のリサイクルショップ「セカンドストリート」がKL内には沢山あります。日本ブランドのリサイクル服・バッグ・靴が豊富に並んでおり、日本の店舗よりもはるかに安い価格で購入できます。サイズは限られますが、子供服もあります。中古品に抵抗がない方にはおすすめ。
我が家の場合１年に１回一時帰国する際に、下着やパジャマ・普段着などを日本でまとめ買いしています。それでも必要になる場合、学校やスポーツで必要な運動着はデカスロン、普段着はユニクロ、H＆M、セカンドストリートも時々利用しています。
マレーシアでは、日本ほど子供用下着（上下とも）のデザイン・生地などの種類が豊富ではないなと感じます。特に女子のスポーツブラや生理用ショーツなど、店舗でははあまり見かけません。生地などこだわりたい方は日本で買ってくるのがおすすめ！
サイズアウトした服や不用品はどうしてる？
サイズアウトした服
売りたい
- セカンドストリートへ持ち込む（買取価格は日本より安い）
- 帰国予定なら、日本に持ち帰ってフリマアプリで売る
譲りたい
- SNSのコミュニティや譲ります掲示板に出品
- 知り合いや友人にあげる
- モールやガソリンスタンド内のリサイクルボックスに寄付
絵本・本
- 譲りますサイトへ出品、日本人会やJFKL（Japan Foundation Kuala Lumpur）の図書館へ寄付
- 子育てサークルのブックシェア会へ持参
- 日本に持ち帰ってフリマアプリ・古本屋で売る
我が家もサイズアウトした子供服は友人にあげたり、頂いたりしています。子どもも「日本のかわいい服をもらった」「自分の服を次の子が使ってくれる」と思うと嬉しそうでした。読まなくなった本は図書館に寄付したり、一時帰国時に売っています。それぞれの環境や考えに合った方法で処分するのがおすすめです。
ゴミの分別がない？マレーシア
マレーシアでは、日本のように細かなゴミの分別をしません。公共のゴミ箱は全部同じ場所か、分けても燃えるゴミ、ビン・カンくらいです。
コンドミニアムではゴミ捨て場に大きなゴミ箱が置いてあるだけで、厳密に分ける仕組みになっていません。そのため引越しがあると家電などの粗大ゴミや衣類なども、まとめてそこに置かれています。（コンドによりルールは異なります）
日本に比べると楽ではありますが、どのように処分するのか気になるところ。
どこで買える？困ったときのコツ
人に聞いてみる
「これ、どこで買えばいいの？」と子どもや学校関係のもで困ったときは、先生や他の保護者に聞いてみましょう。知り合いがいない場合はSNSで聞いてみるもの１つの手です。大抵は親切に教えてくれることがほとんど。
質問を機に先生や他の保護者と話すきっかけにもなるよ！
便利なサービスを活用
外出できないとき！GrabMartで届けてもらう
小さなお子さんがいたり、体調が悪い、他に頼める人がおらず外出できない、でも必要なものがある！そんなこともありますよね。Grabアプリ内にある「Grab Mart」では食材だけでなく、文房具などを扱っているスーパー・ショップがあり、当日中に届けてもらうことができます。
とりあえずShopee、Lazadaで探せば見つかる？！
「モールに行っても見つからない」「どこに売っているかわからない！」そんな時は、ネットショップで探してみましょう。大抵のものがLazadaやShoppeeで手に入ります。日本と違い翌日に届くことはほぼないので、配送に何日かかりそうかのチェックをお忘れなく！
こまめにチェックして譲ってもらう
譲ります掲示板・サイトをこまめにチェックしておくと、欲しかったものが安く出品されていることも。車・家電・本・おもちゃや子供服など色々なものが出品されているので、見て見るだけでも楽しいですよ。自分が出品する際の相場チェックにもなります。特にローカル掲示板の場合、トラブルがないように注意を。
一時帰国時に買いだめ
慣れなーマレーシアの地であちこち探し回るよりも、移住前や一時帰国時に日本で必要なものを買いだめしてくるのも１つの手です。物価の高騰・円安の影響もあり、マレーシアで手に入るものでも価格が大きく違うものも。
まとめ
マレーシアでは子ども用品も十分に揃いますが、「これは現地で買う」「これは日本から持っていく」と使い分けておくとスムーズです。マレーシアでいろいろ試してみて感じるのは、靴や服は日本で買うのが安心だなということ。逆にシンプルな文具、普段着は現地で十分調達できます。
勿論人によって価値観が異なるので、実際にマレーシアで売っているものを見てみるのが一番ですが。これから移住するママ・パパの参考になれば嬉しいです。
この記事を書いた人：オピエミアドバイザー うえだりな
いつでも話せるパートナーが見つかる
「オピエミインタビュー」
マレーシア移住の準備から
移住後の生活までマレーシア移住者が体験談を元にリアルなお話しします。
マレーシアはいいところばかりではありません。
メリット、デメリットもお伝えします。
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慣れないマレーシアでは「どこに売っているのかわからない！」ってことも。