マレーシアは屋台があり、とてもリーズナブルに食事をすることができます。
ですので現地の人たちはほとんど自炊をせず、毎日屋台でご飯を食べています。
しかし私たち日本人は、マレーシアに移住をしても日本食を食べたいですよね。
実際どのように食材を入手しているか、またローカル食材を使用するのは勇気がいる事です。
住んで試してみて知ったおいしいローカル食材をご紹介します。
現地スーパーで日本食は販売しているのか?
マレーシアにはイオンやSOGO、伊勢丹など日本でも有名なデパートやスーパーがたくさんあります。
街中に日本食材の専門販売をするお店もあり、そこに行けば必ず日本食を手に入れる事ができます。
またローカルのスーパーにも日本食コーナーが設けられていることもあります。
日本米、調味料、お菓子、お酒、野菜、冷凍食品などの日本食を手に入れることは簡単ですが、価格はどのような物なのでしょうか?
現地スーパーの食材の物価
日本の食材の物価は輸入品になるので、当たり前ですが日本で買うより高いです。
例えば
日本の白菜は半玉でなんとRM21.78
日本円でおおよそ600円もします。(RM1=26.10円で計算)
それより更に驚きなのが長ネギです。
1キロあたりRM75 日本円でおおよそ2000円を超えます。
この金額にはビックリし、到底買えた物ではありません。
ローカルの長ネギは白い部分がなくほとんど緑色をしています。
どこまで食べれるのかいつもわかりませんが、味は特に問題ないです。
次に調味料ですが
ごま油も日本円で900円近く、キッコーマンのお醤油も500円程します。
キッコーマンのお醤油はローカルにもキッコーマンがあり安く手に入れる事ができるので、ローカルコーナーで醤油は探してみてください。
日本食材のとんでもない金額に比べ、ローカル食材はとてもリーズナブルなお値段です。
しかし、どのような味か想像できないものもたくさんあり、買う事に躊躇すると思います。
そこで信用できるのが、実際食べた事のある日本人の舌だと思います。
ローカル食材で日本人にオススメのものは?
オイルサーディン
日本円で130円程です。
オリーブオイルに唐辛子が入っている物や、入っていない物、オリーブオイル自体がスパイシーな物もあります。
このオイルサーディンでパスタを作ると家族も喜びます。
オイスターソース
日本ではこのオイスターソースは輸入食材を取り扱うお店で良く見かけると思います。
こちらは日本円で250円程とサイズも大きいのにとても安く手に入ります。
牛乳
牛乳はこちらの牛乳をお買い求め下さい。
この牛乳は日本のスーパーで良く販売されている味です。
値段は350円程。
他の牛乳はものすごく甘い物だったり、日本では味わった事のないような味の牛乳です。
グラタンやスープもローカルの牛乳では味が違いすぎてしまうので、この牛乳で料理をしたり飲んだりしています。
カレーパウダー
こちらのカレーパウダー左はミートカレーパウダー、右はシーフードカレーパウダー 、どちらも日本円で20円程です。
日本のカレーに少し混ぜるとスパイシーさが増し、より本格的なカレーの味になります。
小さいお子様がいらっしゃる方は大人のカレーのみにこのパウダーを入れると2つカレーを作る手間が省けますよ。
辛そうな鍋の素
こちらはお鍋の素です。
一見ものすごく辛いスープが出来上がるのかと思いきや、スープは半透明で辛くないです。
味は火鍋の辛くない方のスープの味です。
チキンスープに漢方の香りといった感じでとても美味しいです。
サラダ油
先ほど日本の調味料の金額を見ていただきましたが、サラダ油も同じく日本の物は高額です。
こちらのローカルのサラダ油は日本円で300円ほどです。
種類がたくさんあるのでお好きな物を見つけてください。
バター
マレーシアのスーパーはバターがすごく多いです。
バターだけでこんなにもの種類があります。
味は本当にバターです。
お手頃なバターは日本円で150円程と、日本のバターの値段とは大違いですね。
どれも本当にお手頃な値段でどこにでもある商品なので、ローカル食材を活用して自炊をするとレパートリーも増えた気がします。
日本から持ってきておいた方が良い食材
ダシです。
日本食はダシを使って料理することがほとんどだと思います。
またその使用するダシによって味を大きく左右させます。
顆粒タイプのダシは現地スーパーの日本食コーナーにも置いておりますが、ダシ屋さんのようなダシや、カツオと昆布などは手に入らないので予め日本から持参される事をオススメ致します
実際に使っている食費
平日の週5日2人分自炊をして1ヵ月約RM1000程です。(日本円で2万6000円ちょっと)
内訳は
・食材費がRM600〜700(日本円で1万5000円〜1万8000円)
・アルコール代金RM300(日本円で約8000円)
どうしても買わないといけない日本食材を買うとやはり食費がかさみますし、ローカルの食材だけで料理をすれば食費はかなり抑えられると思います。
アルコールについてですが、マレーシアはお酒が飲めないイスラム教を信仰している人が8割。
なので酒税が高く設定されており、日本と変わらない値段が設定されています。
また、アルコール度数が高ければ高いほど酒税も高く設定されております。
ビールは日本とほとんど値段は変わりませんが、ウイスキーのボトルや、ワイン、焼酎や、日本酒はかなり値段が高いです。
お酒を毎日楽しむ方には少し辛い現実ですね。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
日本食も簡単に手に入れる事ができ、ローカル食材も美味しい物が沢山あります。
日本から重たい思いをして日本食材を持って来なくても、日本と同じ食事はできます。
是非マレーシアで素敵な生活をしてみてください。
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