マレーシアの交通事情徹底解説|クアラルンプール編

マレーシアで今、最も多く利用されいる交通機関といえば自家用車、電車、Grab、バイク。中心地で自転車を見かけることはほとんどなく、徒歩の人は多くが観光客か外国人。その理由はまず外が暑いから。

そして自転車は外に駐輪する場所がなく、なくなってしまうことも多いため自然と需要が広まっていかない環境にあります。

この2年間で市内の電車の路線も増え便利になったので、2020年1月時点の交通情報をお届けします。

1、出発前にGrab(グラブ)アプリのご用意を

マレーシアのタクシーは赤と白2色のタクシーが一般的で、メーターがRM3(3リンギット)から。

最近は大型の青タクシーも増え、こちらはRM4から。ですが、この数年はタクシーといえば個人タクシーのGrab(グラブ)を使う方が一般的になりました。

アプリで現在地と目的地を設定すると運賃が確定され(高速道路を利用する場合には料金所でのRM2〜4が加算されます)、付近にいるドライバーを見つけることができます。

支払い方法は旅行者の場合は、主に現金又はクレジットカード。ログインなど初期設定と登録を事前にしておけば、空港に到着後すぐ使うことができます。

グラブと表示のある車もあれば、ない車もあります。ナンバープレートで確認を。

2、空港との移動は3種類を使い分けて

クアラルンプール国際空港(KLIA)、格安航空会社専用ターミナル(KLIA2)とクアラルンプール中心を結ぶ交通手段は主に3種類あります。

時間優先ならKLIAエクスプレス。空港と市内中心のKLセントラル駅を約30分で結美、15分間隔で走っています。大人料金で片道RM 55(約1,500円)、往復RM100(約2,700円)で、オンラインや窓口横のキオスクで購入すると10%割引になり、割引券サイトのKLOOKでも取り扱いがあります。

尚、直行(エクスプレス)と途中3駅に停まる各駅停車(トランジット)があり、公式ウェブサイトやアプリが英語ですが詳しく案内を乗せています。

1時間かけて良ければ、KLセントラルとの間のバスが片道RM12(約320円)で乗車できます。

空港ではバスチケットカウンター、駅であればモールへ上がるエスカレーター手前を外に出た階下に、チケットカウンターとバス乗り場があります。

出発地や目的地が駅から遠ければ、グラブで約RM70〜80(約2,160円)ですので、友達とシェアでこちらを使うことも多いです。

3、市内の主要路線LRT

市内の地下と、天空じゃないかと思える高さの線路にはLRTという電車が走っています。

ツインタワーやチャイナタウンといった主要な観光地をまわるにはKelana Jaya(クラナジャヤ) 線が役に立ちます。
この路線は市民の出勤の足にもなっていて、毎朝7時半と夕方6時半はラッシュアワーになります。

切符は青いトークンを改札機にタッチして入り、出る時には改札機に入れて回収となります。
住民はタッチアンドゴーという、スイカやパスモのようなチャージ式のカードを使っています。

車内放送は英語とマレー語でかかりわかりやすい案内がされていますので降りそびれる心配はないかと思います。ちなみに、駅構内から車内まで飲食禁止となっています。

マレーシア路線図
マレーシア電車

市内と郊外の路線図は写真に撮っておくと便利かもしれません

4、乗り換えに便利なMRT

2018年頃にMRTが開通し、今までモノレールしか駅のなかったブキビンタンやその他ショッピングモール、レストランなどが集まる各エリアに足を伸ばせるようになりました。

MRTへの乗り換えはチャイナタウンのあるPasar Seni駅(パサールセニ)がオススメ。LRTのプラットホームを降りると、そのままMRTの駅へと繋がっています。

LRTに比べると電車の来る間隔に幅がありますが、2駅乗れば観光中心地ブキビンタンの伊勢丹や屋台街のアローストリートに出ることができます。あ、MRTのエスカレーターは少しスピードが速いですのでご注意を。

まだ新しいLRTとMRTの接続部分。MRTのホームと電車案内

5、2両しかないモノレールは展望用

KLセントラルから約10駅を結んでいるモノレール。車両が2両しかないのでちょっとだけ混み合いますが 、最近の車両交換で綺麗になっていて、車内は比較的快適。こちらは頻繁に乗る路線ではありませんが、ゆっくりと市内の高架線を走るので街並みを見渡すことができ、観光にはオススメです。

クアラルンプールでは 一般のバスの他にGo KLという無料循環バスや二階デッキのある観光バスも走っています。
マレーシアのバスは基本的にタイムテーブルがないのであまり推奨はできませんが、機会があれば試すのもいいかと思います 。

また、クアラルンプール中心のツインタワー前は夕方になると帰宅する車で渋滞が増えます。
グラブを捕まえるタイミングや、遠出から戻る時間にも少し注意が必要です。
金曜の午後もモスクでの礼拝がありますので、少し渋滞が発生するところもあります。

また、ここまで公共交通機関が発達しているのはマレーシア国内ではクアラルンプールだけかもしれません。
マラッカやイポーなどには電車はありませんので、タクシーやグラブを利用することも多いです。
初めての場所で試行錯誤するのも旅の面白さですので、Googleマップに行きたい場所やお気に入りの目的地を保存して、大きく見えて実は小さいクアラルンプールやマレーシアを歩いてみてください。

交通に関する情報|マレーシア移住者が解説

路線図から見るオススメホテル5選|20代女性マレーシア移住者が解説

いつでも話せるパートナーが見つかる
「オピエミインタビュー」

マレーシア移住の準備から
移住後の生活までマレーシア移住者が体験談を元にリアルなお話しします。
マレーシアはいいところばかりではありません。
メリット、デメリットもお伝えします。


「マレーシア生活でよくあるお悩み」
・英語が苦手だから心配が多い。。
・行政の手続き失敗したくないな。。
・知り合いがほしい、美味しいお店も知りたい。。
・住まいのトラブルどうすればいいのかな。。

などなど、

\そんなお悩みを解決/

知りたいことを直接聞けるので
不安や疑問も払拭することが可能です!

マレーシア現地で豊富な経験と人脈を有する専門家たちが
あなたのマレーシア生活をサポートをします!

特徴
1、顔が見えるから安心
2、1時間、あなたのために共同作業
3、プロフィールが見えるからあなたにあった専門家が見つかる


ご満足いただけなかった場合は、全額返還♪

オピエミインタビュー
https://opeeremigration.com/interview/