マレーシア移住の魅力の1つとして国内の旅行は勿論、近隣のシンガポールやタイへも気軽に旅行できること!
エアアジアなどの飛行機、マイカーでも行けますが、マレーシアでオススメなのが長距離バスです。安価に旅行・移動できるので長時間の運転が苦手な方、免許がない方も安心。
今回は、マレーシアの長距離バスについてチケットの買い方や乗り方・行ける場所やお値段まで30代移住者が解説します!
マレーシアの長距離バス
マレーシアの交通事情
日本であれば別の地方や県への移動は飛行機だけでなく新幹線・マイカーと色々な手段があります。マレーシアでは、クアラルンプール近郊は鉄道が発達していますが、地方はほとんど電車が整備されていません。
しかし、意外にも高速道路はかなり整備されていて、西マレーシア・ボルネオ島でも長距離バスのシステムが発達しています。
行き先は色々
クアラルンプール国際空港(KILIA)、クアラルンプールのTBSバスターミナルを中心にマレーシア国内は勿論、タイやシンガポールなど近隣の外国にも安価で行くことができます。
主要な行き先とおおよその料金は以下の通り。
行き先 | 時間 | 片道運賃 |
イポー | 3時間 | 20〜30RM |
ペナン | 5時間 | 30〜40RM |
マラッカ | 2時間 | 10〜15RM |
ジョホールバル | 6時間 | 35RM |
シンガポール | 5時間 | 55〜120RM |
(1RM=約31円、2024年2月現在)
観光に人気な主要都市以外にも、コタバルやクアンタンなどさまざまな地方にもバスでアクセスできます。ローカルの人々にとって移動に欠かせない交通手段となっています。
チケットの買い方
バスの予約サイトで購入
「redBus Malaysia」や「Bus Online Ticket.com」ではマレー語だけでなく英語表記もあり、乗車日・乗車地と行き先を入力して簡単に予約ができます。日本語で予約したい、という方は旅行や施設予約にも便利な「Klook」アプリやサイトでも予約できます。
各サイトで予約後、確認メールが届きますので、バスターミナルでチケットに引き換えます。
バスターミナルのカウンターで購入
ネット予約が苦手な方はカウンターでもチケットが購入できます。しかし土日や大型休暇などは長蛇の列ができているため、事前に購入しておくorオンライン予約をオススメします。
バスターミナルについて
クアラルンプール最大のバスターミナルがTBS(Terminal Bersepadu Selatan)です。マレーシア国内だけでなく、シンガポールやタイに向けてのバスも発着しています。
Grabなどの配車タクシーでも行けますし、電車では「Bandar Tasik Selatan」が最寄りになります。
初めて訪れた際は、大きな建物に大勢の人がいて、バスターミナルというより空港の雰囲気に近いと感じました。コンビニや飲食店・ATMなどもあるので便利。
チケットの引き換え
チケットを引き換えする際は、チケットを買う窓口とは別で、大きな電光掲示板の下にあるカウンターです。予約メールやSMSの画面orそれを印刷した紙を見せればOK!
わからない場合は近くの職員に聞けば教えてくれます。
ゲートから乗り場へ
カウンターの職員さんも教えてくれますが、チケットに書いてある番号のゲートへ向かいます。空港のようにチケットのバーコードを読み取り中へ入ります。
乗り場へ行くと行き先が電光掲示板に表示されていますが、乗る前に係の人にチケットを確認してもらいます。
子連れでバスに乗ってみた感想
快適なシート
マレーシアで初めてバスに乗る際は、「古かったり清潔面は大丈夫かな」と心配でドキドキしたのですが、日本のバスに負けず劣らずキレイで快適!1人分のシートも広く、フットレストやリクライニングもあるので思った以上にコスパが良い!と感じます。
小学生の我が子たちも、リクライニングを倒してiPadで動画を見たり寝たり、それぞれに過ごしていました。全てのバスではないですが、USBソケットもあるのでスマホの充電も可能。
トイレ休憩
バスの走行時間にもよりますが、2〜3時間の場合はトイレ休憩がないことも。必ず事前に済ませておきましょう。
例えばキャメロンハイランドへいく場合、4時間かかったのですが行き帰りとも2時間走った地点で約15分のトイレ休憩がありました。
休憩する場所もバスによって違います。コンビニが隣接したガソリンスタンドのこともあれば、周りにお店のないSAのことも。トイレも綺麗なこともあれば、かなりローカルなトイレなこともあり、運任せな面があるのが否めません。
マレーシアではトイレットペーパーが備え付けられていないトイレもあるので、ティッシュは常備しておくと安心!
注意する点
乗車するバスによってはクーラーが効きすぎて寒い、ということもあります。日中乗車したバスでは半袖でも平気なこともありました。真上の冷房のオン・オフは自分で調整できますし、寒がりな方は長ズボンや靴下を着用、上着を持参していれば安心です。
運転スピードについては、その時のドライバーさんによって異なります。ただ日本と比べるとハイスピード、洗い運転のことが多いかもしれません。
酔いやすい方は酔い止めを飲んでおこう!
KLからキャメロンハイランドへ行ってみた
マレーシア人だけでなく外国人にも人気の観光地・キャメロンハイランド。標高1,200mの高地にある避暑地で、年間気温12〜25度と非常に涼しく快適に過ごせます。
有名なBOHをはじめとしたティープランテーションやラベンダー畑があり、KLでは手に入りにくい甘いいちごやとうもろこし・さつまいもなどの新鮮な高原野菜も食べることができるので日帰り〜2泊程の旅行にオススメ!
イポーやペナンにも行ける
キャメロンハイランドからは、KLだけでなくイポー(約2時間)やペナン(約3時間)へもバスで行くことができます。長い時間バスに乗ったついでに、足を伸ばしてみるのもオススメです。
タクシーの利用方法・相場
タナラタのバスターミナルには沢山のタクシーが停まっているので、すぐに見つけられます。
流しのタクシーを捕まえるのは難しいので、タクシー会社やドライバーの番号を控えておくか、宿泊しているホテルで呼んでもらうこともできます。
タナラタから他の街まで片道20〜25RM、タクシーで観光に連れて行ってもらう場合、相場は1時間25〜30RM(約750〜900円)。トラブルを避けるためにも、念の為相場を知っておくと困りませんよ。
Grabは使えないので注意
クアラルンプールやペナンではお馴染みのGrabアプリがキャメロンハイランドでは使えません。事前に行き先や値段が決まっていないので、自分で行き先を伝え、値段も先に確認しておきましょう。
足腰が元気な方は、歩いて移動してみるのもオススメです。なぜなら、キャメロンハイランドは人気の観光地かつ道路が1車線しかない場所がほとんどなので、渋滞が起こりやすいです。KLよりも涼しいので気持ちが良いですよ。
キャメロンハイランド|エリアガイド|年間を通じて20度前後の高原リゾート
まとめ
新幹線のないマレーシアでは長距離バスは移動の強い味方です。意外にも車内もキレイで快適かつ安価!飛行機やマイカーに比べると費用や身体的な負担も少ないバスを、国内や近隣諸国への旅行に利用してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人:オピエミアドバイザー うえだりな
いつでも話せるパートナーが見つかる
「オピエミインタビュー」
マレーシア移住の準備から
移住後の生活までマレーシア移住者が体験談を元にリアルなお話しします。
マレーシアはいいところばかりではありません。
メリット、デメリットもお伝えします。
「マレーシア生活でよくあるお悩み」
・英語が苦手だから心配が多い。。
・行政の手続き失敗したくないな。。
・知り合いがほしい、美味しいお店も知りたい。。
・住まいのトラブルどうすればいいのかな。。
などなど、
\そんなお悩みを解決/
知りたいことを直接聞けるので
不安や疑問も払拭することが可能です!
マレーシア現地で豊富な経験と人脈を有する専門家たちが
あなたのマレーシア生活をサポートをします!
特徴
1、顔が見えるから安心
2、1時間、あなたのために共同作業
3、プロフィールが見えるからあなたにあった専門家が見つかる
ご満足いただけなかった場合は、全額返還♪
オピエミインタビュー
https://opeeremigration.com/interview/
マレーシアのバスってどんなの?ちょっと心配だなあ…