マレーシアゴルフ事情|コースの手続きや準備方法などについて徹底解説

マレーシアのゴルフ手続き

一年中を通じて「常夏の楽園」であるマレーシアは、実はゴルフ大国でもあります。
日系企業の駐在員や、老後の長期移住を楽しむ方々などには、最大の趣味のひとつでもありますし、幅広い年齢層が楽しめるゴルフは、マレーシアでも主要なレジャーのひとつです。

今回は、マレーシアのゴルフ事情と、様々な手続きや準備などについて、3大都市それぞれの特徴などもを踏まえて詳しくお話していきましょう。

1.マレーシアのゴルフ環境と準備・手続き

マレーシアは、上述したように「知る人ぞ知る」ゴルフ天国です。

国際的なトーナメントが開催される名門コースもあれば、南国のリゾート気分を満喫できるコースや、大自然に囲まれた、ジャングルの中でプレーしているような雰囲気が楽しめるースなど、バラエティに富んだコースが満喫できます。
マレーシア全体では200以上ものゴルフコースがあり、ゴルフ人口は約30万人にも達するといわれています。

これに、日本人駐在員や長期移住者、さらに諸外国から訪れる観光客などを合わせると、更に多くのゴルファーが、年間を通してプレイを楽しんでいます。

(1)プレイ前の手続きと準備

ゴルフ場に着いたら、まずはチェックインです。
受付で申告し、プレイ費用を事前に支払います。支払いはクレジットカードかキャッシュが基本です。

支払いを済ませたら、受付で手渡されるキーを持ってロッカーに行き、ゴルフウェアへ着替えます。
着替えが終わったら、必ずカフェラウンジのような場所がありますので、そこで一緒にプレイする仲間と待ち合わせます。

コンペなどの場合は、ラウンジでルール説明などがありますから、それを共有し、出発コース(IN/OUTの別など)とプレイ開始時刻を確認した後、いよいよプレイです。

事前に練習したい方は、コースにパターやショットの練習場がありますから、少し早めに着いて、打ちっ放し用のボールを購入(日本円で100円ー200円程度)、練習してください。

(2)プレイスタイルと、プレイ中の各種対策など

マレーシアでは、他のASEAN地域と同じく、18ホールのスループレー(休憩なく18ホールを回るもの)が基本です。

筆者も大抵は早朝から出掛けますが、お昼頃にはラウンドを終了するので、プレイ後は昼食を愉しみ、早めに切り上げれば、午後からまた違う活動に費やすことも可能です。

コースでは2人乗りの電動カートの後ろにキャディさんが立ち、カートで移動します。
自分でシングルカートを引いて歩いて回ることも可能ですが、日中は酷暑なので、健康管理上、電動カートでの移動をお勧めします。

熱中症対策として、水分補給と塩分補給も大切ですので、くれぐれもご注意ください。
また、日焼け対策として、日焼け止めも用意しておいたほうがよいでしょう。
虫も色々いますので、気になる方は虫除けスプレーも持っておくと便利です。

マレーシアでは、季節によっては急なスコールにも襲われますので、着替えの用意もあった
ほうが良いでしょう。

(3)プレイ後

プレイを楽しんだ後は、ラウンドアップした順に、シャワーなどで汗を落とし、体をリフレッシュさせましょう。ジャグジーでゆっくり寛げるコースもあります。

着替えをして、身支度を整えたら、ラウンジへ戻り、反省会(笑)です。
プライベートな仲間内なら、各人のスコアを申告し合い、談笑するのが楽しいひと時です。コンペであれば、規模などにもよりますが、各組ごとにまとめ役を配置して、いち早く各組のスコアを回収し、データを集計します。

食事を楽しみながら、成績やスコアなどを共有し、楽しい振り返りの時間となります。(スコアが悪かったら、「次こそは」と心に誓い、捲土重来を期しましょう)

日本人のほとんどが車を運転するので、自宅とゴルフ場の往復も車という場合が多いです。
車のない方は、相乗りするか、Grabを使うことになります。

2.主要都市の主なゴルフリゾートと特徴

南国マレーシアでのゴルフプレイにあたり、基本的な準備と手続きについてお話してきましたが、これから、主要なマレーシアの3大都市について、それぞれを代表するコースや、地域の特徴などについてお話していきます。

(1)クアラルンプール(KL)

首都クアラルンプール(KL)から車で1時間でアクセスできるゴルフ場が40か所以上あり、多くの名門コースがあります。

世界的に有名な知られたゴルフツアーである「マレーシアオープン」や、「LPGAマレーシア」も開催されています。いくつかの名門コースをご案内しましょう。



・サウジャナ・ゴルフ&カントリークラブ

KL市街地から車で約35分の名門サウジャナ・ゴルフ&カントリークラブは、「パームコース」と「ブンガラヤコース」の2つのチャンピオンコースを有するマレーシア屈指の難関コースで、毎年「マレーシアオープン」が開催されることでも有名です。

世界一難関ゴルフコーストップ10の第6位に選ばれたこともあるほどです。



・テンプラーパーク・カントリークラブ

日本人駐在員に人気が高いコースです。
KL市街地から車で約40分と近く、岩山の裾のに造成されており、谷あり・池ありの起伏に富んだデザインが特徴です。

あのジャンボ尾崎さんの設計によるものです。

日系のゴルフコースでもあることから、お風呂が併設されているのが最高に嬉しく、日本人に人気の所以でもあります。

(2)ジョホールバル(JB)

KLから南に約400km、車で4時間ほどの距離にあるジョホールバル(JB)もまた、ゴルフ好きにはたまらない環境を誇ります。

筆者も商談で時折JBを訪ねますが、JB在住の日本人駐在員の多くが、土日のゴルフを楽しみにしており、必ずその話で盛り上がります。日本ではゴルフをやってなかったのに、JBに来たのを機に始める方も多くいます。

JBでのゴルフのメリットといえば、何といっても練習場やラウンド費用が安いことです。
更に、土日や祝日でも、コースの予約が取りやすく、また多くのコースがありますので、プレイしやすさ満載です。
料金的にも、平日なら5,000円以下で、土日でも高くても1万円以内で十分プレイできますので、お財布にも優しいのが特徴です。

(3)ペナン

ペナンは、JBとは逆に、KLから北に約400km、車での移動が4時間ですから、首都KLを中心に、まさに北と南にマレーシアを代表する中核都市が分布していることになります。

ペナンでもKLやJBと基本的なプレイスタイルや料金体系は大きな違いはありません。
ペナンで代表的なゴルフコースを3つほどご案内していきましょう。

・ペナンゴルフクラブ

ペナン空港から15分、ジョージタウンのホテルから20分程度の場所にあります。
高低差を巧みに取り込んだ独特の設計で、スリリングなプレーが楽しめるコースです。
プレイ料金は16,000円前後(送迎やガイド料など諸経費込み)です。

・ペナンゴルフリゾート

ペナン島からペナンブリッジを車で渡るか、フェリーでバターワースに行って移動します。
あのグラハム・マーシュがデザインしたコースで、フラットで広いフェアウェイが多いので「飛ばし屋」向きのコースです。
プレイ料金は、オプションなしの場合8,000円程度と格安です。

・チンタサヤン・ゴルフリゾート

ペナン島を離れ、高速道路に乗ってスンガイ・ペタニで降りると、程近い場所にあります。
各ホール間は椰子の木で区分けされており、アップダウンに池が絡むホールが多く、南国ムードあふれるアジアンリゾートの雰囲気を楽しめます。
1ケ月滞在プラン、1週間プランなど、様々な料金プランがありますが、1日だと12,000円程度です。

まとめ

常夏マレーシアで愉しむゴルフは最高です。

どのコースに行っても、日本では味わえない風情があり、暑さで大汗をかいた後、仲間と楽しむ食事と、ビール(主にタイガーやハイネケン、カールスバーグ、そしてサッポロビールなどです)は格別です。

マレーシアに短期・長期で移住する方には、健康のため、そして人脈交流のためにも、愉しいゴルフリゾートを是非、お勧めします。

オピアくん
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