マレーシアには素敵なリゾートがたくさんありますが、飛行機を使わずにクアラルンプールから車やバスで行くことができる楽しい観光地もたくさんあるんです。飛行機での旅行も良いですが、みんなで好きな時間に集まって車に乗って、自分たちのペースで旅先にフラっと向かえるそんな旅行もいいですよね！今日は車で行くことが可能な国内の旅行先をいくつか紹介します。
ペナン
クアラルンプールから車だと約5時間。（交通事情にもよります）飛行機なら1時間で到着します。空港までの移動時間や待ち時間を考えたらどっちが良いのか…わかりません。ペナンは世界遺産の街であるジョージタウンを筆頭に、イギリスのコロニアル建築の面影を残す建物や、中国やインドなどの影響を受けた街並みも混在する世界中から人気の観光地です。のどかな雰囲気がクアラルンプールとはまた違って筆者も一度住んでみたいと思う街です。
ジョージタウン
ジョージタウンはワイヤーアートで有名な街並みです。ワイヤーアートを探して親子で歩いたり、ペナンならではの素敵な壁画と一緒に写真を撮って歩くのも楽しい。「ブルーマンション」と呼ばれる素敵なブティックホテルはプラナカン文化（マレーと中華文化の混合文化）を代表する建物であり、2000年にはユネスコ文化遺産保全のプロジェクトで最優秀賞を受賞しました。ガイドブックではなく直接見てみると、その素敵さに感動します。
バトゥ・フェリンギ
ペナン中心地から１時間ほどのリゾートホテルが並ぶ長～いビーチです。プーケットやバリのような派手さはありませんが、のんびりできて自然やビーチアクティビティを満喫することができます。ナイトマーケットなどもあり、「観光地に来たぞー！」と言う気分になれます。
マラッカ
マラッカはクアラルンプールから約２時間で行ける世界遺産の街です。オランダ広場やチャイナタウンなど観光地も多く、夜のリバークルーズもおすすめ。 16世紀のオランダ、17世紀のポルトガル、18世紀のイギリス植民地時代の影響を今もなお残す街並みは、クアラルンプールとはまた違い、異国にきたような、、そんな魅力がいっぱいです。
オランダ広場
マラッカと言えばオランダ広場がやはり有名。周囲にはオランダ統治時代に建てられたスタダイス、マラッカ・キリスト教会など赤い建物が集まっています。
人も多いのもそのはず、記念撮影に最適の場所です。他にもマラッカ時計台、ビクトリア女王噴水、「I LOVE MELAKA」のモニュメント、様々な撮影スポットがありますよ！ぜひとびきりの一枚を収めてくださいね。
ジョンカーストリート
金、土、日の夜にはナイトマーケット目的の多くの人で賑わうジョンカーストリート。おみやげなどゆっくり見て回りたいなら平日の昼間がおすすめです。夜は屋台がたくさん出て、食べ歩きも楽しめます。マラッカ名物、チキンライスボールのお店もたくさんありますよ。自分で書いた素敵な絵やアクセサリーを売るクリエイターの人も多いです。その時にしか出会えない一点物に出会えたらラッキーです。
イポー
クアラルンプールから約２時間半で到着するイポーは、グルメ通に有名な街。車だけでなくKLセントラル駅から電車でも行けます。白亜のイポー駅は観光名所としても人気があるので一度その目で見ていただきたいステキスポットです。もやしで有名なイポーですが、それだけではありません。中華系の人口も多いため日本人の口に合う料理も多く、リピーターも多いです。
ペラトン洞窟寺院
ペラトン洞窟寺院は、1926年に中国の僧侶が洞窟の中に建てた中国式寺のお寺です。石灰岩の鍾乳洞を利用してつくられており、イポーに点在する洞窟寺院の中でも一番大きな寺院で見ごたえがあります。遠くから見ても圧巻です。
ケリーズ・キャッスル
近年、インスタグラムなどで、お洒落映えスポットとして話題のケリーズ・キャッスルは、イギリスの統治時代だった1915年にゴム農園を営んでいた、スコットランド人の邸宅として建てられたお城です。イポーの中心地からは少し離れた場所にありますが、わざわざここだけの為にたくさんの観光客が訪れます。映画セカンドバージンのロケ地としても有名です。
タイピン
イポーからもう少し車で行った先 （ペナンとイポーの中間）に位置するタイピンは、かつてスズで栄えた街で有名です。中華系の多いこの街にも有名なタイピン動物園や、TAMAN BOTANI PERAKなどがあり、また人味違った雰囲気を味わえます。機会があればぜひ足を運んでみてください。動物との距離が非常に近い動物園は子連れにおすすめです。
ゲンティンハイランド
クアラルンプールから約１時間半、標高1700Mの避暑地、ゲンティンハイランド。たった1時間で到着するのに、ここに来るととても涼しく、日によっては驚くほど寒い日もあります。マレーシアでいつ着るのだろうと思っていたH＆Mやユニクロで売っている長袖の上着がここでは大活躍です。ゲンティンハイランドには 、屋外、屋内遊園地、多くのレストランやカフェ、政府公認カジノ、7つのホテル、スパ、ショッピングモール、映画館、アウトレットやゴルフコースなどがあり、家族みんなが満足することができるおすすめの観光地です。
Skytropolis Indoor Theme Park（屋内遊園地）
入場料無料の室内遊園地。チケットを購入して金額の分だけ好きな乗り物に乗ることができます。週末は人が多く、人気のアトラクションは長蛇の列になります。でも天候に左右されないのはありがたいですよね。すぐ隣にショッピングモールが併設しているので、食事を済ませて遊園地に戻って来やすく便利です。
チン・スウィー洞窟寺院
ゲンティンハイランドの山頂から車で5～10分ほど下った場所にあるお寺です。
チン・スウィーは中国福建省の禅仏教の僧侶で、雨を降らしたり悪霊を追い払ったり数々の奇跡を起こしたことで有名だそうです。ケーブルカーで、山頂に行くまでの間に途中下車することができます。極楽と地獄を寺院内で垣間見ることができる見ごたえたっぷりな寺院です。お子さんにはちょっと恐怖かもしれません。
キャメロンハイランド
キャメロンハイランドはクアラルンプールから3～4時間、マレー半島中央部の海抜約1800mに位置する小さな高原リゾートで、高地にあるため朝晩はかなり冷え込み、平地とはかなり様相が違います。 雨が降ると本当に寒く、筆者は久しぶりに白い息を見ました。BOHティーやキャメロンバレーティの茶畑があり、茶畑の中でいただく新鮮な紅茶はいつもよりもおいしく感じます。
BOH TEA CENTER
マレーシアといえばBOH TEA。一時帰国のお土産の定番ですよね。こちらでは広く広がる茶畑、茶摘みをする人を見ながらおいしい紅茶とデザートをいただくことができますよ。工場の見学もできますよ。たくさんの珍しい品が並ぶお土産屋もあって、とっても楽しい人気スポットです。
THE LAKE HOUSE
名前の通り、川のそばに立つコロニアル調の素敵なホテルです。優雅に川の景色を見ながらランチやハイティーをいただくのに最適なレストランが併設されています。こちらはスコーンが人気です。お昼時は外のテラス席が人気なので、予約をしておくことをお勧めします。
まとめ
今回はクアラルンプールから車で行ける国内観光地をいくつか紹介させていただきました。マレーシアには色々な顔がありますね。ぜひ滞在期間中に色々なところを訪ねてみてくださいね。
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車で行ける旅行は、子どもがいる家庭にも楽だよね～
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