マレーシアへの移住や旅行で、まず決めなければならないのが滞在先のホテルと飛行機ですよね。現在、日本ークアラルンプール(以下KL)間は沢山の航空会社が運行しています。
日本、マレーシア、タイや中国の航空会社にLCC…正直どの航空会社がいいのか、初めての人は迷ってしまうのではないでしょうか?「安さなら圧倒的にエアアジア」と思うかもしれませんが、実は人数や時期・荷物の重さによっては、そうとは言えない場合もあります。
今回はマレーシア移住者の私が、実際に乗り比べてみて感じる航空会社ごとの価格やサービスの違いとそれぞれのメリット・デメリットをご紹介!!この記事を読めば、マレーシアへ行く際あなたにぴったりな航空会社がわかるかもしれません。
KLー日本間の航空会社は?

KLー日本間の主要な航空会社を、エコノミークラスで比較。価格帯は、1人あたりの往復でエアアジアが30,000円台〜、ANAやJALで80,000円台〜が目安です。
しかし実際は、フライトの時期やプロモーションの有無、荷物の重さや数などで大きく変動しますので、予約サイトや各航空会社のサイトでご確認ください。
航空会社 | 直行便 | 預け荷物 | 快適さ | 料金 |
ANA | 東京、大阪 | 23kg | 上 | 高 |
JAL | 東京、大阪 | 23kg | 上 | 高 |
マレーシア航空 | 東京、大阪 | 30kg | 中 | 中 |
エアアジア | 東京、大阪 | 追加料金 | 下 | 安 |
バティックエア | 東京 | 20kg | 中 | 安 |
シンガポール航空 | シンガポールで乗り換え | 25kg | 上 | 高 |
タイ航空 | タイで乗り換え | 30kg | 中 | 中 |
中国東方航空 | 中国で乗り換え | 23kg | 下 | 安 |
福岡空港・中部空港・札幌空港からマレーシアのKLへは、東京またはタイ・シンガポール・韓国などでの乗り継ぎで行くことができます。
価格を重視するなら

多くの方が、まずはフライトの比較サイトを利用するのではないでしょうか?調べてみるとわかる通り、低価格が最優先の場合はやはりLCCがオススメ!
エアアジア、バティックエアがこれに該当します。また近年はLCCではありませんが、中国東方航空も低価格でのフライトを提供しています(中国での乗り継ぎが必要)。
LCCのメリット
エアアジア、バティックエア、中国東方航空はなんといっても低価格が魅力。頻繁に移動する方、家族の人数が多い場合などチケット料金を少しでも抑えたい方にオススメ。
LCCのデメリット
エコノミークラスの場合は、フルサービスの会社と比べかなり席が狭いです。
多くの機体でモニターがないため、機内で映画鑑賞などエンタメを楽しみたい方は各自で準備が必要です。ブランケット・枕も有料なので必要な方は事前に予約するか、各自で防寒対策をしましょう。
また、LCCは機内食や預け荷物に事前予約・追加料金が必要。荷物は重さに応じて追加料金が異なるため、荷物が多い場合は最終的な料金が大きく変動する場合があります。
LCCは低価格が魅力な分、フライトの時間変更が多いので注意。特にエアアジアは数日前〜当日になって遅延することが多いです。その場合は航空会社や予約サイトからメールやお知らせがあるので、確認をお忘れなく!
快適さを重視するなら

「価格よりも快適さを優先したい」という方には、日系のANA、JALがオススメ!
LCCと乗り比べると、日本ならではの丁寧できめ細やかなサービスに毎回感動してしまいます。また初めて海外旅行へ行く方、英語が苦手な方は特に全て日本語で完結するのは安心ですよね。
「快適でかつ価格も少し抑えたい」という方には、シンガポール航空、タイ航空もオススメ(乗り換えが必要)。乗り継ぎが必要になりますが、広い座席やホスピタリティは日系に引けを取りません!
ランキング | 航空会社 | 直行便 | 特徴 |
1位 | ANA | あり | 最新機材と広い座席、日本らしい丁寧な接客と美味しい機内食、総合的な快適さはダントツ! |
2位 | JAL | あり | 座席の広さはトップクラス。有名シェフ監修の機内食は和食が中心。ANAと並ぶ丁寧な接客。 |
3位 | シンガポール航空 | なし | シンガポールでの乗り継ぎあり。座席が広く、接客も素晴らしい。ワインやシャンパンなども提供。 |
4位 | タイ航空 | なし | タイでの乗り継ぎがあり。快適なシート、親しみやすい接客と機内食ではタイ料理が楽しめる。 |
子連れ&コスパも重視

費用が掛かっても子どもとできるだけストレスフリーで行きたい!という方にも、ANA・JALがオススメです!日本語が通じること、座席が広々している、CAさんの対応が丁寧なことなど安心要素がたくさん。

そりゃあできれば日系に乗りたいけど、費用はもっと抑えたいなあ・・・
そんな方には、日系とLCCの中間クラスのマレーシア航空がオススメ!
マレーシア航空のメリット
マレーシア航空の良い点は、日本ークアラルンプールへの直行便があること(成田・関空)。乗り継ぎがないので、子どもを連れて移動する負担は軽減できます。
また子ども向けのサービスとしてはキッズミールが選択できる、おもちゃの配布、バシネットの利用(事前予約可能)ができる点。座席の広さは日系には劣りますが、LCCと比べると広いのでそこそこ快適です。モニターでのエンタメもあり(日本語は少なめ)。
マレーシア航空のデメリット
デメリットとしては、CAさんによってサービスの質にムラがあります。ただ日本人CAさんがいた時は丁寧かつ日本語が通じましたし、マレーシア人CAさんでもフレンドリーで子どもにとても配慮してくれる方もいました。
それでも、子どもへのサービスはありつつ直行便でお得に行きたい!という方にはオススメの航空会社です。
優先順位を決めよう

出発地や乗り換え地はどこか
どの航空会社がいいかは結局人によります。というのも、その人の出発地や最終目的地、人数や時期が違えば、優先順位も値段も大きく変わってくるためです。
東京・千葉など空港そばにお住まいの方なら、フライトの選択肢も多く空港までの交通費はあまり気になりません。例えば福岡から出発する場合、国内を移動して東京または関空で乗るのか、タイやシンガポールで乗り継ぎをするのかでもトータルの時間・値段が変わってきます。
値段か快適さか
あなたが一番優先したいことは何でしょうか?
席の狭さやフライト時間が深夜でも構わないから安く行きたいのか、少し高くでも快適なフライトを満喫したいのか、中間を取るのか。
時間や場所、予算との兼ね合いを考えつつ、あなたにピッタリなフライトを探してみましょう!
まとめ

今回は、マレーシアKLー日本の航空会社の違いについて、メリットデメリットを含め移住者が解説しました。今回の記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
実際にマレーシア移住して色々な航空会社を乗り比べてみると、それぞれの特徴や違いがよくわかります。どの会社にも良い面があるので、その時の状況や予定・予算に応じて、フライトを使い分けるのがオススメです。お気に入りの航空会社が見つかると、マレーシア移住や旅行がより楽しめるのではないでしょうか。
この記事を書いた人:オピエミアドバイザー うえだりな
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「オピエミインタビュー」
マレーシア移住の準備から
移住後の生活までマレーシア移住者が体験談を元にリアルなお話しします。
マレーシアはいいところばかりではありません。
メリット、デメリットもお伝えします。
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結局、どの航空会社が自分に合ってるんだろう?