家族でマレーシア移住して5年|親と子どもそれぞれの視点&クアラルンプールの住みやすさの変化

マレーシア移住 5年 体験談 子ども

日本人が移住したい国No.1に15年連続で輝いたこともあるマレーシア。近年、著名人などのマレーシア移住も話題になっていますが・・・

オピアくん

でも実際、マレーシア移住ってどうなのかな??

と気になる方もいるのでは。

今回は、マレーシア移住して5年経った私が親と子どもそれぞれの視点で、感じることやメリットやデメリットを解説。クアラルンプールの変化と現在の住み心地についても説明します。

※2020年3月〜私(30代女性)、夫、長男(当時8歳→13歳)、長女(当時5歳→10歳)の4人家族。ロックダウン直前からKL近郊で生活。子どもたちは2020年8月からイギリス系インターに通っています。

親の視点〜変化するクアラルンプール〜

物価の高騰

マレーシア 物価

第一にお伝えしたいのが、物価がものすごく上がったという点です。

世界的な物価高騰と円安(2025年2月現在で1RM=33〜35円)も重なり、マレーシア国内での生活費もどんどん上がってきています。

KL近郊でも家族4人で家具付き3ベッドルームの部屋を借りようとした場合、立地や広さなどで幅はありますが約3,000〜6,000RM(約10〜20万円)はかかります

そして、大きいのが子どもの学費。年齢と共に上がるのは仕方ないですが、同じ学校でも基本の学費が毎年数万〜数十万円単位で上がってきて驚いています

日本食がさらに身近に

この5年間の間に、日本食を扱う日系企業がどんどんマレーシアへ進出してきています。

以前は伊勢丹・正直屋・イオンなどの限られた店がメインでしたが、今ではドンキホーテが大型ショッピングモール内に4店舗、TRXの西武デパートをはじめ、日本食材を扱う店や専門店も増え、購入できる日本食の種類も大幅に増えています。

そして今年2月、遂にスシロー1号店がオープン。マレーシアにもいくつか回転寿司屋はありましたが「日本とはちょっと違う…」という内容だったので、在住日本人にとっては朗報です。

進化する交通網

マレーシア バス 電車

首都クアラルンプールでは電車、バスなどの交通網もどんどん発展して便利になっています

この数年で、日本人が多く暮らすデサパーク〜最寄りの駅までのバスの運行、MRTプトラジャヤ線などが新たに開通。

Grabの価格も上がっているのですが、電車やバス・その他の配車アプリもうまく使いこなせば、駅に近い物件であればマイカーなしでも十分生活できます。

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移住者の増加

コロナ禍が開け、マレーシアでの行動規制も撤廃されてからはどんどん日本人の移住者も増加。

MM2Hの改変もあり日本人移住者の全体数は減っているのですが、若い世代や子育て世代の現地採用・駐在員・教育移住者は増加していると感じます。

日本人だけでなく、どこのインターナショナルスクールでも中国人・韓国人ファミリーも増加傾向にある様です。

これには、セランゴール州で両親に保護者ビザが認可され始めた(子どもの数が2名以上の場合)ことも大きいとみています。

※数年前までは、英語がある程度理解できない生徒は受け入れ不可だった学校も、英語初心者を受け入れる方針・体制に変化している学校が増えています学校・子どもの学年により異なります。

オピアくん

その分、日本人生徒のいないインターを探すのは難しくなっているよ。

子どもの進路への不安

マレーシア移住 進路

マレーシアの多様な文化・言語に触れることのできる環境での子育ては、非常に魅力的です。

ただ子どもが小さいうちは気にならなかったのですが、成長と共に進路への不安を抱える親御さんも多いと感じます。

英語と学業のレベルによっては、インター卒業後の進路の選択肢は思ったより狭いのです。帰国子女枠は駐在員の子女のみが対象となる学校があるなど、日本での進路もよく考えなければなりません。

英語も日本語も中途半端な場合は親子ともに大変かもしれません。

しかし今は移住する人が多い分、簡単に沢山の情報にアクセスできます。すると、自分が知らなかった進路や選択肢もあることがわかってきました。

学校の先生・先輩などに相談したり、親子でよく話し合いながら、それぞれのお子さんに合った進路を決めていく必要があるでしょう。

それでもマレーシアの好きなところ

マレーシア移住 好きなところ

マレーシア移住してみたけれど、やっぱり合わなかったと感じる方、家庭の事情やお子さんの進路で帰国される方もいます。

マレーシアがというより海外で暮らすことで、ビザの更新がスムーズにいかない、あちこち壊れやすい、言語面の問題などでストレス、負担も確かに沢山あります。日本の素晴らしさを痛感することもあります。

しかしそれでも、マレーシアが好きだなあと感じる場面も多いのです。

例えば、マレーシアの人々の楽観的な雰囲気、子どもに優しいところ、いろいろな民族の影響を受けた文化や美味しい食事、宗教観、建築物など。自分自身や子どもたちがこの環境の中で何を感じ成長していくのか、不安もあるけれど楽しみでもあります。

13歳子どもの視点〜学校や友達、これから〜

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僕は現在13歳です。マレーシア移住したときは7歳、小学校2年生でした。

住んでみて感じること

マレーシアは一年中暑いです。いいところは、気温の変化が少ないから体調を崩しにくいこと。

でも、日本みたいに四季がないので、ちょっと物足りないと感じることもあります。クリスマスでも暑いのはなんだか不思議な感じだし、雪が見れないのは少し残念です。

マレーシアの食事について

初めはロティチャナイなど辛くない食べ物や日本食・洋食が好きでした。でもだんだん辛い料理も食べれる様になって、今はナシレマが一番好きです。Tealiveのタピオカジュースもおすすめですよ。

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インターでの生活

学校はイギリス系のインターナショナルスクールに、Y3から通って現在Y7です。

最初は英語がわからなかったけど、オンライン授業の期間も長く、塾や家庭教師には行かずにがんばりました。学校の英語補習クラスは2年で卒業して、授業で困らなくなるまでに3年くらいかかったと思います。わからないときは正直に「わからない」と言えば、ちゃんと教えてもらえるので大丈夫でした。

友達もできます。どの学年にもフレンドリーな子が必ずいるので、すぐ友達になれます。学校の部活では、バスケットボールやバドミントンが好きで、ずっと続けています。

楽しみは?

楽しみも変わりました。移住して最初のころは、プールで遊ぶのがすごく楽しかったです。学校の授業でも水泳があるので、泳ぐのが上手くなりました。

今は、帰宅後や休日に1人で、または友達とオンラインゲームをして遊ぶことが多いです。また家族で年に何回か日本に帰ったり、マレーシアや近くの国に旅行へ行っています。

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これからについて

あまり勉強が好きな方ではないので、数年後にIGCSEを受けることを考えるとちょっと緊張します。友達に相談したり、どんなことをもっと知りたい・勉強したいか考えていきたいと思います。

それと、マレーシアでまだ食べたことのないものやもっと辛い食べ物にも挑戦してみたいです。

まとめ

以上、我が家の親と子どもそれぞれの視点でのマレーシア移住をご紹介しました。あくまで1つの視点として、参考にしていただければ幸いです。数年間マレーシア移住している方でも、全く違ったことを感じる場合もあります

あとは実際にマレーシアに住んでいる人に話を聞いたり、現地に足を運んでみることをお勧めします!心配していたことが思ったほど気にならなかったり、意外な発見があるかもしれません。

この記事を書いた人:オピエミアドバイザー うえだりな

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マレーシアはいいところばかりではありません。
メリット、デメリットもお伝えします。


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