子連れ移住で人気のマレーシア。KL市内や近郊だけでインターナショナルスクールは50校近くあります。
でも、子供がまだ赤ちゃんの場合、将来的に学校も大事ですが、まずは乳児の子育て環境が気になるところ。
そこで今回は、マレーシアの子育て環境・赤ちゃん編を解説。我が家の体験談やママ友の実体験・実際の生活を交えて説明していきます。
マレーシアの赤ちゃん用品事情
まずは、マレーシアで赤ちゃんを育てる上で必要なベビー用品について、気になるポイントを3つに分けて説明します。
- 実店舗で買える赤ちゃん用品
- ネット通販で買える赤ちゃん用品
- マレーシアに売っていない赤ちゃん用品
マレーシアでは思っている以上に日本や海外のベビー用品が買えるため、高い輸送費をかけて日本から大量にグッズを持ってくる必要はありません。
マレーシアのスーパーやショッピングモールの赤ちゃん用品
マレーシアのスーパーやモールには、おむつ(ローカルの製品からムーニー、マミーポコやGOONなど日本の製品もあり)、おしりふき(香料がついているものが多いので、購入する際はその点に注意)、ミルク(雪印ブランドあり)、ベビーフード(アレルギー対策用のオーガニック食品が充実)などの乳児グッズは一通り揃っています。
日本製品を購入したい場合は、AEONやISETANなど日本のスーパーや百貫店に行くと豊富です。(ただし、日本で買うより割高。)
ベビーカーやチャイルドシート、おもちゃなどもAEONなどに行けば手に入ります。
マレーシアのネット通販の赤ちゃん用品
マレーシアでは、日本のようにAmazonや楽天市場はありませんが、LazadaとShopeeというAmazonのようなネット通販はあります。
マレーシアでも家にいながらベビーグッズは手に入るので、産後外出できない状況でも安心です。
特に私は、おむつとおしりふきは通販で買った方が安く、かつ楽に手に入るので、ネット通販を利用していました。
日本から持ってきた方が良い赤ちゃん用品
育児グッズにこだわりがある人は日本で購入して送ってもらったり、持ってきた方が良い物もあります。
例えば、新生児用のコンビ肌着や日本でしか売っていないベビークリーム、キューブミルク・液体ミルクや歯ブラシなどは持ち込んだ方が良いものの一例。
あとは、サーモスの調乳用マグや全自動の鼻水吸い取り機といった物もこちらでは売っていないので、必要な人は日本から持ち込みましょう。
マレーシアの赤ちゃんのための病院事情
マレーシアで赤ちゃんが病気になった場合や予防接種のスケジュールがどうなっているかは、気がかりな点です。
- マレーシアでの赤ちゃんの予防接種
- マレーシアで赤ちゃんが病気になった場合
- マレーシアで出産する場合(おまけ)
結論から言うと、マレーシアには日本語を話せる看護師さんや通訳さんがいる病院がそれなりにあるので、英語が話せなくても問題なく、日本と同じように対応してもらえます。
マレーシアでの予防接種
マレーシアでは、マレーシア国内で決まっている予防接種のスケジュールがあります。
日本の予防接種スケジュールとは大幅に違うところも多いですが、例えば0歳のときに日本でいくつか予防接種をした後、マレーシアで続きを予防接種する場合は病院に相談すれば、医師がスケジュールを作ってくれるため、心配は無用。
ちなみに、我が家の子供は2歳でマレーシアへ来ましたが、本来3歳で打つはずの日本脳炎は前倒しで日本で予防接種し(区や市に相談すれば前倒しで予防接種券を送ってくれる自治体が多い)、MRの2回目はマレーシアの病院で打ちました。
マレーシアで赤ちゃんが病気になった場合
マレーシアで赤ちゃんが病気になった場合、日本と同じくまずは近くの病院で診てもらうべき。
入院などの必要がある場合は、大きめの総合病院に行く必要がありますが、基本的に環境は日本と変わらないため、何かあっても落ちついて対応しましょう。
ただし、医療費は日本の健康保険や医療保険に入っていない場合は自腹になるため、手術や入院レベルのケガ・病気(かなり高額になる)にそなえて保険に加入しておくべき。
- 予防接種(インフルエンザの場合) RM60(約1,600円)
- 赤ちゃん検診(健康診断) RM150(約4,000円。無料の場合もあり)
- 歯科クリーニング+フッ素塗布 RM200(約5,300円)
- 風邪での診察・薬代 RM180(約4,770円)
※ 病院により料金は異なります。また、健康診断や予防接種は保険でカバーされない場合があります。
マレーシアで出産する場合
ちなみに、マレーシアで出産された日本人ママの話は何人も聞いたことがあり、実際に出産した友人もいます。
マレーシアで出産する場合も基本は日本と同じですが、下記の点で違いがあります。
- 出産は無痛分娩が基本
- 入院は2泊3日の場合が多い
- 出産前後で食べる病院食は、日本と比べると質素
- 産後をサポートしてくれる産褥アマさんや産後院が充実している
マレーシアで出産した友人は「無痛分娩でかなり楽だった。産後は、親にマレーシアに来てもらって1ヶ月ほど一緒に生活してサポートしてもらった」と言っていました。
マレーシアでの赤ちゃん連れ外出事情
赤ちゃんを連れての外出は色々と制約があるため、知っておくべきマレーシアの外出事情を解説します。
- 歩道は舗装が雑だったり、ガタガタ道も多い
- 移動手段は、Grabタクシーまたは電車がメイン
- 大型のショッピングモールにはベビールームあり
一口にマレーシアと言っても、どこに住むかによって環境はかなり変わってきますが、日本人が多く住むような場所は基本的に日本と変わりありません。
マレーシアではベビーカー?抱っこ紐?
マレーシアの歩道はあまり歩行者に優しくない道が多いので、モントキアラなど日本人が多く住む地域でもベビーカーに不向きの道もあります。
抱っこ紐にするかベビーカーにするか、行き先までの道のりによって考えてから出かけた方が無難。(迷ったら抱っこ紐の方が良いかも。)
私は抱っこ紐だけ持っていき、ベビーカーは現地で買いました。
マレーシアにおける赤ちゃん連れでの移動手段
マレーシアでは、Grabタクシー(配車アプリ)を使うことが多いです。(料金は初乗りRM6(160円くらい)と安いため、電車間隔で使えます。)
配車アプリですぐタクシーが捕まるため、赤ちゃん連れでも移動はかなり楽。
電車の駅が近くにあるコンドミニアムに住んでいる人は電車での移動もしますが、電車は基本的に日本の環境と大差ありません。
マレーシアのショッピングモールのベビールーム事情
日本人がよく行くようなマレーシアのショッピングモールにもべビールームや授乳室があるところが多いです。
ただ、日本の綺麗で充実したべビールームと違って簡素なところが多く、とりあえず用事を済ませたら早く出たいなという場合も。
また、日本よりもベビールームや授乳室は少ないので、赤ちゃん連れでの長時間の外出は、ベビールームの場所などを把握してから出発した方が無難です。
「マレーシアで赤ちゃんとの生活は大変?ベビー用品やベビーフードは揃うの?」まとめ
マレーシアに移住して感じたことは、思っていた以上に子供に優しい環境で、育児グッズもかなり充実しているということ。
こだわりがある方は別ですが、無理に日本の製品を持っていく必要がないのはとても助かります。
赤ちゃん連れで移住したり駐在に来ている方はたくさんいるので、安心してマレーシアに来てくださいね。
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