子供が通うインターナショナルスクールを決める際に、実際に学校に行って授業や雰囲気などを見ておくことはとても重要です。
でも、「建物が綺麗、案内してくれたスタッフが親切だった」という理由でうっかり学校を決めてしまうと、入学してから「こんなはずでは・・・」という事実が出てくることも。
そこで今回は、マレーシアのインターナショナルスクールに見学に行く際に確認すべきポイントを解説。実際にインター校の見学に行った経験をもとに、個人的に大切だと思った確認事項を説明していきます。
マレーシアのインター校の建物・施設の充実度
まずは、インター校の建物と施設の充実度の確認です。見るべきポイントは以下の3点。
- 施設・設備の充実度
- 教室、廊下、トイレの清潔度
- 食事の充実度
単に「建物が新しく綺麗で、敷地が広大」というファーストインプレッションに惑わされないように見学すべき。
施設・設備の充実度
教室以外の施設や設備、例えば、音楽室、美術室、実験室、調理室、プール、図書室、体育館だけでなく、劇場、パソコンルーム、食堂、プレイグラウンド、ジムなど学校によって新しさや充実度がかなり違います。
施設や設備は一応あるけれど、図書室が狭くて本が少なかったり、風通しが悪かったり、古かったりすることも。
学費が高めの学校はどこも最新の設備を備えていることが多いので、学費がミドルレンジ(年間150万円クラスくらい)以下の学校を見学する際は、注意深く観察しましょう。
教室、廊下、トイレの清潔度
建物が新しくても、教室が雑多で物が多かったり、ロッカーが汚かったりすることがあります。
また、トイレの清潔度やトイレットペーパーがあるかどうかはチェックした方がベター。
マレーシアのローカル店やローカル向けのモールだと、トイレットペーパーがトイレにないということが普通ですが、インターナショナルスクールでも、学費の安い学校ではペーパーが置いていない学校があるようです。
食事の充実度
マレーシアのインターナショナルスクールでは、食堂(キャンティーン)でご飯を食べるのが一般的。
実際に食堂に行って、どのようなメニューがあるのかを案内スタッフに聞いてみると良いです。
低学年の頃はお弁当の配給という学校も多いのですが、食事の配給会社によってはあまり美味しくない・糖質が多めで健康に悪いといった場合もあるので注意が必要。
マレーシアのインター校の先生と生徒の雰囲気・様子
コロナ禍のMCO(活動制限令)中は難しい場合もありますが、生徒が学校にいるときに見学すると以下の点を把握できます。
- 先生と生徒の距離感
- 生徒と生徒の距離感
- すれ違ったときの生徒の反応
授業の様子や遊び時間の様子など、HPや口コミでは伝わらない部分もあるので、ここはかなり重要ポイントだと個人的には思います。
先生と生徒の距離感
授業の様子を見学した際は、先生と生徒の距離感をまず見るべき。
具体的には、先生と生徒の表情や話し方、生徒の授業への集中度、(特に低学年の場合は)生徒が授業を楽しんでいそうかなどです。
授業が終わる間際の時間とはいえ、先生が生徒一人にかかりきりで、他の生徒はタブレットでチャットしたりゲームしているクラスもありました。
生徒と生徒の距離感
生徒同士の距離感についても、見学に行けば雰囲気でわかります。
授業中よりは、休み時間や食堂にいる生徒を観察してみてください。
生徒同士が楽しそうに過ごしている学校だったら、安心して我が子を入学させられるなと感じました。
すれ違ったときの生徒の反応
見学に行った際は、生徒と廊下ですれ違うことも多々あります。
ナーサリー部や低学年の子が笑顔で「Hello!」と手を振ってくれる学校は好印象。
高学年や中学生でも、会釈してくれたり、なんとなく興味を示してくれる学校もあれば、全く無関心で素通り、ということも。
マレーシアのインター校の先生と生徒のローカル率と日本人率
見学に行かなくても問い合わせれば答えてくれる学校がほとんどですが、見学に行った際も下記の点は要チェックポイントです。
- 先生のローカル率
- 生徒のローカル率
- 生徒の日本人率
まさに百聞は一見にしかず。ローカル率の割合で雰囲気が全く違います。
先生のローカル率
先生のローカル率とは、先生全体の人数に対するマレーシア人の先生の割合のこと。
外国人の先生(エクスパット)が多いほど、授業の質が高めで、アメリカンまたはブリティッシュ英語を学ぶには適しているという印象です。
ただ、エクスパットの先生は転籍が多く、数年に1度は他の学校に移ってしまうということもあり、反対にローカルの先生は同じ学校にずっと勤めている割合が高いそうです。
生徒のローカル率
生徒のローカル率が低いほど、色々な国の生徒が集まっており、より国際的な考え方が身につきそうです。
学費の高いインターナショナルスクールは欧米人が多く、学費が安めの場合はローカル率が高いのが一般的。
生徒のローカル率が同じ70%でも、中華系マレーシア人が多いのか、インド系マレーシア人が多いのか、マレー系マレーシア人が多いのかによって全く雰囲気が違うので、どういう環境に自分の子供を置かせたいのかによって選択が変わります。
生徒の日本人率
見学に行った際に、廊下にあるロッカーのネームプレートを見ると、クラスの日本人の在籍人数が分かります。
日本人が多い場合(クラスで2〜3人以上)、特に高学年から入学した生徒は日本人で群れがちで、英語の上達の妨げになってしまいます。
個人的には、日本人はクラスで0〜1人、多くて2人までが英語を学ぶ上ではベストな環境だと思います。
「マレーシアのインターナショナルスクール|見学する上で確認すべき3つのポイント」まとめ
マレーシアのインターナショナルスクールは、国際色豊かで、学校によって雰囲気も授業の様子も施設も全く違います。
実際に見学に行って実感したのは、公式HPや口コミなどでは分からない視覚的・感覚的情報が手に入るということ。
上記であげた3つのポイントをベースに、お子さんが入学してのびのびと過ごしつつ成長できる学校を探してみてください。
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