マレーシアで年明けの行事といえば、チャイニーズニューイヤー!CNY、春節、旧正月とも呼ばれます。
マレー系・中華系・インド系とその他の民族が暮らすマレーシア。各民族でお祝いする祝日が異なるため、お正月が4回あると言っても過言ではありません。
中でも人口の3割を占める中華系マレーシア人のお正月・チャイニーズニューイヤーは、毎年1月〜2月中旬にかけて町中が真っ赤に装飾され、新暦のお正月よりも派手で盛大にお祝いされます。
そこで今回は、マレーシアの旧正月・チャイニーズニューイヤーって?どんなお祝いをするの?気軽にできる楽しみ方を移住5年目の子育てママが詳しくご紹介します!!
- チャイニーズニューイヤーって?
- この時期のオススメスポット
- 楽しみ方はいろいろ
- ライオンダンスを見よう
チャイニーズニューイヤーって?
中国・中華圏における旧暦の正月。中華圏で最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、中国やシンガポールなど12か国・地域では数日間の祝日が設定されている。 ※Wikipediaより引用
日本では1月1日〜がお正月ですが、チャイニーズニューイヤーは旧暦のお正月のこと。マレーシアでも、中華系の人達にとって最も重要な祝日です。
毎年日付が変わりますが、今年2024年は2月10日が元旦で15日間を旧正月としてお祝いします。
挨拶や風習
日本でいう「あけましておめでとう」は「新年快楽」でシンニィェンクァイラーと言います。または「恭喜发财」。読み方はゴンシーファーツァイで「お金持ちになりますように」と言う意味。
子どもやお世話になっている人には紅包(アンパオ)というお年玉を渡します。
仕事関係の方や家のオーナーさんからも我が子にアンパオを頂いた経験があり、親戚以外でも渡すようです。価格は10〜20RM(約3〜600円)程。中にはいつもお世話になっている、コンドミニアムの警備員さんにあげる人もいます。
また、チャイニーズニューイヤーの期間中は掃除などの家事はしない風習が。家の中の福を出してしまうと考えられているそうです。
日本のお正月と似ているところもあるんだね!
昼夜問わず花火が上がる!
主に旧正月の8〜9日目にかけて、花火や爆竹でお祝いします。特に中華系が多く住むエリアでは旧正月の期間中、昼夜問わず鳴り響いています。
初めてマレーシア移住した年は、夜中もコンドミニアム周りで花火が上がるため全く眠れませんでしたが、毎年恒例なので気にならなくなりました。
中華系の企業や店は休みに
中華系の企業は休暇になりますが、その他の企業は通常通りというところも。チャイナタウンのお店もこの期間は休業しているお店があるため、訪れる際は注意しましょう。
子どもたちのインターナショナルスクールもチャイニーズニューイヤーに合わせて、1〜2週間の休暇になる学校がほとんどです。
マレー系のハリラヤ・インド系のディパバリも同様に休暇になるため、日本の学校と比べると休みが多いです。高い学費を払っている親としては「また休み?!」という感覚に…。
この時期のオススメスポット
おすすめの寺院
チャイニーズニューイヤーに訪れたい寺院といえば「天后宮」。
クアラルンプールで最大の中国寺院で、たくさんの提灯が飾られる様子は圧巻!KL市内から車で10分とアクセスしやすい場所にあります。この時期ならではの赤い提灯が日中の青空に映える様子を見るもよし、夕暮れの点灯した景色も美しい。ぜひ足を運んでみては?
鮮やかな装飾のモールへ
マレーシアにはたくさんのショッピングモールがあり、毎年この時期には趣向を凝らしたデコレーションが楽しめます!
KL近郊でも一際豪華なのは、ブキビンタンのPAVILION、Mid valley megamall(上記画像)。ですがその他のモールも「今年はこう来たか!」と色々なモールをめぐるのが楽しみになります。
小さなお店や学校、コンドミニアムのホールも赤く装飾されるので街全体が賑わいますよ!
毎年この時期の飾りにワクワクしちゃう!
楽しみ方はいろいろ
イーサンを食べよう
マレーシアで旧正月を祝うなら、ぜひ食べたいのが魚生(イーサン)!
中国語で魚(yu)は「豊か」、生(sheng)は「上昇」と同じ発音であることから、魚生はお正月に幸運を呼ぶ縁起の良い食べ物。
食材はサーモンが一般的ですが、チキンのもの、ベジタリアン向けのものもあります。大根、紫キャベツ、にんじん、きゅうりなどの千切り、ナッツや胡麻、ポメロなど。甘酸っぱいタレをかけて混ぜていただきます。この時期は色々なレストランで食べれますし、デリバリーやスーパーで買うこともできます。作り方をネットで調べて、自分で作ってみるのもオススメ。
一番の楽しみはその食べ方!大勢でお皿を囲み、願い事を言いながら箸で高く持ち上げては落とし盛大に混ぜます。こぼれたり飛び散っても気にしない!とにかく盛大に混ぜるのが良いとされています。
衣装を着てみよう
日本ではチャイナ服と言われる中華系の衣装や、新年を祝う干支をプリントしたTシャツがイオンなどのモールや専門店でもたくさん販売されます。
中華系マレーシアの家庭では、毎年チャイニーズニューヤー前に新調するそう。インターナショナルスクールや日本人学校でも、子どもたちが衣装を着ていく日があります。伝統的な衣装から、カジュアルで日常に取り入れやすいものも。この機会に、大人もトライしてみては?
ライオンダンスを見よう!
ライオンダンスとは
獅子舞に似ているカラフルなライオン。実は起源はインドで、それから中国・朝鮮半島・日本に伝わったとされています。魔除けや疫病除けの意味があり、頭を噛まれると邪気を食べてくれる、触ると幸運が訪れるといわれています。
日本の獅子舞と違うのは、その賑やかさ。リズミカルな太鼓や鳴り物の楽器に合わせて、激しく練り歩いたり舞うため、初めて見る方はとても驚くのではないでしょうか。
種類は色々!
マレーシアでは練り歩くだけではなく、実にさまざまな種類のライオンダンスがあります。
最も激しく動くアクロバティックライオンダンス、周囲のお店や人の中を練り歩くスタイル、ライオンだけでなく大きな龍のドラゴンダンスもあります。
日本ていうところのよさこいの様に、学校や地域などでさまざまなグループや団体が存在しており、ライオンダンスのパフォーマンスを競い合う大会も開催されるほど。
モールで鑑賞できる
チャイニーズニューイヤーの季節になると、各モールで週末を中心にイベントが開催!色々な種類のライオンダンスや、演奏などを鑑賞することができます。
大勢の人が訪れる会場ではスケジュールをチェックして、時間より前に並んだり場所取りをすることもあります。
まとめ
いかがでしたか?「見てみたい!」「やってみたい!」と思った内容はありましたか?
日本では馴染みの少ないチャイニーズニューイヤーですが、マレーシアでは非常に盛り上がる祝日の一つです。マレーシアへ移住・滞在するならぜひこのお祝いムードを家族で体験してみてはいかがでしょう?
この記事を書いた人:オピエミアドバイザー うえだりな
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「オピエミインタビュー」
マレーシア移住の準備から
移住後の生活までマレーシア移住者が体験談を元にリアルなお話しします。
マレーシアはいいところばかりではありません。
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