日本人が「住みたい国ナンバーワン」を14年連続で更新し、今や2万5千人にも上る居住者がいるマレーシア。
日系企業の進出も1,400社ほどで、日本人居住者の数が世界でも12位にランキングされるほどの人気国です。
マレーシアに居住するには、3ケ月以内の期間滞在する「ショートステイ」と、MM2Hという長期(10年ごとに更新)ビザを取得して永住する場合と、大きく分ければ2つあります。
そして、マレーシアに居住し生活する上では、どうしても近隣の知人や友人、そして様々な日本人コミュニティを通じての交流が大切になってきます。
ここでは、マレーシアでの主な日本人コミュニティについて解説していきます。
1.日本人会
まず、マレーシアに居住する際には、主要都市で組織されている日本人会に参加するのがお勧めです。
日本人会は、首都のクアラルンプール(KL)やジョホールバル(JB)、そしてペナンなど、主な都市にありますが、全ての組織を統括する、クアラルンプール日本人会本部についてみていきましょう。
クアラルンプール日本人会の設立は1963年で、半世紀以上の歴史を誇っています。
会員には、法人会員や個人会員などの区分がありますが、個人会員であれば、入会金が約5,500円、月会費が単身者の場合は2,000円、家族帯同者は2,800円程度で、保証金は15,000円ほどかかります。
2019 年10月末現在のクアラルンプール日本人会の会員数は、法人会員320 社、個人会員1,793名(*家族を含めると4,398名)などとなっています。
日本人会の主な活動をみると、まずは様々なサークル活動(*)が豊富に開催されており、自分の好きな分野のサークルに参加して、活動を楽しむことができます。
(*)語学サークル、ダンス、太極拳、マージャン、書道、着付け、手芸、合気道、日本拳法、サッカー、ソフトボール、茶道、剣道、囲碁、県人会、などなど・・・。
大別すると、スポーツ系、文化系、その他、多くのサークルがあり、まさに「よりどりみどり」の状態です。
こうしたサークル活動をきっかけに、気の合う仲間と交流を深めることが可能です。
年間行事をみると、新年会から始まり、こどもの日イベント、チャリティバザー、盆踊り、秋の味覚を楽しむ会、クリスマス会など、様々な行事が開催されます。
また、会員向け情報誌が定期的に届けられ、お買い得情報やイベント情報など、生活に役に立つ多くの情報を共有することが可能です。
筆者は法人会員のメンバーですが、会員有志を募って、ゴルフコンペなども楽しめます。
このように、多くの情報共有と交流が可能となる会ですから、是非参加されることをお勧めします。
2.商工会(正式名称:マレーシア日本人商工会議所)
商工会は、日本人会と並ぶメジャーな組織ですが、主に企業間の連携を主たる目的とする組織です。
日本とマレーシアの発展と、マレーシアで円滑に日系企業が進出・展開できる環境を整えることを主な目的として、1983年に、後の首相である中曽根大臣とマハティール首相の話し合いにより、発足しました。
現在の会員数は、日系企業1,376社(JETRO調査2018年10月現在)のうち、普通会員587社と、半数弱の企業が加入しています。
商工会の活動は、主に部会によるセクターごとの活動がメインです。
部会の構成は、次のようになっています。
(産業別部会)
工業部会・建設部会・金融部会・貿易部会・流通サービス部会
(地域別部会)
ペナン部会・ペラ部会・マラッカ部会・ジョホール部会
各部会ごとに、ゴルフコンペや、各種研修会、工場見学などのイベントが盛んで、こちらでもビジネス交流を中心とする人脈形成・拡大が可能です。
3.SNSやネットによる交流
最近では、フェイスブックやLINE、スカイプといった、いわゆるSNSが発達しており、幅広い年代間で、様々なコミュニケーションが可能となっています。
こうしたSNS上の交流や、ネットでの交流掲示板なども多く目につきます。
「オフィシャルな日本人会など、やや苦手だな」と考えている方には、こうした、個人で気軽に楽しめるツールを活用して、交流を深めることもできます。
むしろ、束縛を嫌う若い人には、こちらのほうがスムーズに対応できて、敷居が低いかも知れません。
4.その他コミュニティ
クアラルンプールでは、上述したオフィシャル組織や、SNSなどの媒体以外にも、様々な日本人コミュニティの活動が盛んです。
中でも有名なのが、1984年から続いている『クアラルンプール日本人会ソフトボールリーグ』です。
クアラルンプール日本人会に紐づく活動組織ですが、日本人会の会員でなくても参加可能です。
クアラルンプール日本人学校のグラウンドはで活動していますが、とても広く、実際に行ってみると、こんなに日本人いるのか!というくらい大勢の人が集まっており、現地の方や他の国の方々も混ざって、一緒に試合をしています。
Aリーグ(真剣勝負)とBリーグ(親睦中心)に分かれ、熱戦が繰り広げられています。
様々な人との交流の場として、こちらもお勧めです。
また、各地域では、日本人の近隣住民同士での情報交換や交流も盛んで、現地で知り合った日本人仲間との、ゴルフや食事、リゾート体験などを通じた交流も盛んです。
子どもの学校を通じた「ママ友」などのコミュニティも一般的です。
まとめ
みてきたように、マレーシアには多くの公式・非公式を含めた日本人コミュニティが存在し、それぞれ活発に活動しています。
短期移住でも長期移住でも、やはり何といっても、人間関係がいかに充実しているかが、マレーシアライフを満喫する上での大きなテーマだと思います。
是非、様々なコミュニティを比較検討し、自分の楽しめそうな活動ができるプラットフォームとして活用していただきたいものです。
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