マレーシアで働く!現地採用・駐在・リモートワーク・フリーランス|自分に合った働き方の見つけ方

マレーシア 仕事 現地採用

マレーシア移住を考えるとき、多くの人が気になるのが「仕事」のこと。我が家の場合、夫は自営業、私自身は専業主婦として移住。その後少しずつ、在宅でできる小さな仕事を始めました。

周りを見てみると、現地採用としてフルタイムで働く人、日本からの駐在員として赴任している人、フリーランスや在宅勤務でマイペースに働いている人、性別や年齢問わず本当にいろんな働き方があることに気づきました。

今回は私自身の体験を交えながら、マレーシアでできる働き方の選択肢や、それぞれの始め方・メリット・注意点などをまとめてみました。

現地採用で働く

マレーシア 現地採用 BPO

現地採用とは、マレーシアにある企業に直接雇用される形の働き方です。日系企業も多く進出しており、特にカスタマーサポート、IT、営業職などで日本語または英語ができる人材が求められるケースがあります。

仕事を探すには

  • 日系のエージェント、求人情報サイトを利用
  • LinkedIn(オファーを待つor自ら応募)
  • 知人、友人からの紹介

給与水準は経歴やスキルによって幅があり、20〜50万円ほど。ただ日本と比べると生活コストも安いため、特に20〜40代の幅広い年齢層で「海外でキャリアを積む」選択肢として人気です。

子育て中のパパママ世代でも、ここ数年はMM2Hの改変や円安・物価の高騰もあって現地採用の方の移住が増えている印象。

マレーシアでは、日本・マレーシアの大学に関わらず新卒での現地就職は極めて難しいのが現状。コネクションがあるか即戦力になるスキルがある場合に限られます。

ただし、コールセンターなどのBPO企業ではその限りではありません。

周囲の体験談

私の友人は30代ママ、BPOの企業でカスタマーサービススタッフとして働いています

英語のスキルは必要なく、スタッフはほとんどが日本人。仕事で対応するお客さんも日本人なので、英語ができなくても安心です。給与は20〜30万円ほど。フルタイムのシフト制で夜間勤務のこともあるので、パートナーと家事育児を協力している様です。

オピアくん

BPO企業とは、企業から一部の業務を委託された専門企業のこと。カスタマーサポート、データ入力などの業務が主だよ。

また知り合いの40代男性で、外資系企業に就職している方もいます。業務は同じくカスタマーサポートですが、同僚や上司・お客さんの対応もほとんど英語だそうです。

就職する企業や職種によっては、英語と併せて中国語が話せると有利な場合もあります。

▼注意点:

  • BPO以外の仕事では、最低でも日常生活会話レベルの英語力が求められることが多い
  • ビザ手続きは会社がサポートしてくれるが、入社まで時間がかかることも (母親と子供は学生・保護者ビザで先に移住し、夫の採用に併せて帯同ビザに切り替えるパターンも)

駐在員としての働き方

駐在 マレーシア

日系の企業に勤めている方が、数年の任期で海外に派遣されるのが駐在員です。

大企業の多くはクアラルンプールの都心(KLCC、KL Sentralなど)にオフィスを構えている場合が多く、給料・福利厚生は高水準なので現地での暮らしは比較的安定しています。配偶者やお子さんを帯同するケースも多く、インターナショナルスクールの学費(企業によっては全額〜一部補助)や日本人会費など、生活面でもサポートは手厚い印象です。

ただし、駐在員の中でも企業によって、学費や住宅費の補助の有無や額にもかなり幅あるのが現状の様です。もし家族が帯同しても、配偶者が現地で働くには多くの場合制限があります

オピアくん

手厚いサポートが魅力的な反面、赴任期間がはっきり決まってない、急な転勤・本帰国など大変さもあるみたい…

フリーランス・自営業として働く

マレーシア リモートワーク 在宅勤務

最近はネットを活用してフリーランスで働く人も増えてきています。私の周囲でもWebデザイナー、動画編集者、ライター、講師、オンラインショップやスクールの運営など、在宅で完結する仕事が主流です。

MM2Hや保護者ビザではマレーシア国内での就労は原則できません。日本で雇用契約を結び、納税をしている場合の働き方はあくまで自己責任です。

長期滞在しながらフリーランスとして働く場合、デジタルノマドビザの申請や専門家への相談がおすすめ

私自身の体験

私も移住後しばらくは専業主婦として過ごしていましたが、少しずつ在宅でできるイラストの仕事や、単発のライティングの仕事を受けるようになりました。

子育て中の私には、「自分のペースでできる仕事」がありがたく、多少家計の助けにもなっています。

他に見かける例

  • 日本語、英語教師(オンライン/対面)
  • 商品販売や各種教室の開催
  • ブログやSNSを活かした広告収入、アフィリエイト

注意点

  • 就労許可のないビザの場合、マレーシア国内で収入を得ることはNG
  • 納税はビザや日本の住民票の有無で異なるため、事前に確認を
  • クライアントの大半は日本の場合が多く、時差や振込みの問題も

リモートワーク/在宅勤務という働き方

マレーシア フリーランス オンライン

日本企業でもリモートワークが一般的になり、海外在住のまま働ける可能性も広がってきました。リモートでのサポート業務や、パソコン一つでできる仕事は多くあります。

マレーシアではデジタルノマドビザも導入されており、条件を満たせばそのビザで長期滞在することができます。

仕事を探すには

  • 求人サイト、クラウドソーソーシングサイトなど
  • SNSやブログで自分を発信し、依頼を受ける
  • 知人や元同僚から紹介してもらうケースも

周囲の体験談

30代子育て中のママである友人は、日本の企業に就職しフルリモートで仕事をしています

日本のカレンダーの休日に合わせることや、子どもがいると集中できる時間は限られるので大変さもある様です。しかしそれでも出社せず自宅にいながら働けて、安定した収入を得ることができるのは大きなメリットです。

自分に合った働き方を見つけるために

マレーシア 仕事 見つけ方

すべての選択肢にメリットとデメリットがあり、どれが正解というものはありません。

実際に移住してから「想像と違った」と感じることも多々あると思います。焦らず今の自分の状況や環境に合った働き方を探していくのが大事だと思います。

私も「子育て中だし何もできないかも」と思っていましたが、今はこうして小さな仕事を続けることで、生活にもハリが出ました。

勿論、移住期間はゆっくり過ごす、マレーシアライフを思い切り楽しむのも1つの選択肢です。

まとめ

マレーシア 就労 在宅

いかがでしたか?マレーシアで働くには、実際には様々な選択肢があります。また、移住時に家庭内の状況などから仕事をしていない場合でも 「何もしていない期間」としてマレーシア生活を楽しむこともできます。

マレーシアに移住した環境の中でも、どう自分らしい選択をしていくのか、改めて考える機会にもなるのではないでしょうか。

この記事を書いた人:オピエミアドバイザー うえだりな

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