我が家がマレーシアへ移住することを決めたのは、今から約3年前。
娘が0歳で、私が育休を取得しているときでした。
育休を経て1年間ワーママとして働いた後、慣れ親しんだ仕事を辞めて海外へ出ることを決意したのは、日本にとどまるよりもマレーシアへ移住した方が、家族の生活の質と満足度が上がると確信したから。
そこで今回は、「私がマレーシア移住を決めた理由」に加え、「マレーシアにおける教育費用」を紹介。
実際にマレーシア移住して1年半経つ私が、移住して良かった点とイマイチな点もあわせて解説します。
子育て中の元ワーママがマレーシア移住を決めた3つの理由
子育て中の元ワーママの私がマレーシア移住を決めた理由は以下の3つ。
- のびのびと子育てができる
- インター校の費用が比較的安い
- キャピタルゲインの税金がかからない
のびのびと子育てができる
日本でワーママとして働いていたときは、毎日仕事の充実度は高かったのですが、娘と関わる平日の時間は合計4時間くらい。咳が出ていても保育園へ預けなければいけない状況はとても心苦しかったです。
マレーシアへ移住すれば、生活費は日本の約2/3で済むので働きに出る必要がなくなり(主に投資で生活)、日本にいた時と同じくらいの家賃で公園・プール付きの3〜5ベッドルームの部屋に住むことができるので、子供が生活する環境としてはかなり良いと考えました。
実際に移住してみて、子供と接する時間は格段に増えた上に、子育てもしやすい環境なのは最大のメリットです。
残念ながらマレーシアは全体的に日本より治安は悪いので、子供と外出する際は目を離さないようにしています。
ただ、若い男性でも子供にフレンドリーな方が多いので、トータルで見たらマレーシアは日本より子育てしやすい国だと思います。
インターナショナルスクールの費用が比較的安い
日本で中学受験をした場合、私立中学の1年間の学費の平均は約130万円ほど。
小学生から塾に通っていたら年間数十万〜100万円近くかかる場合もあります。
マレーシアのインター校の学費は年間約30万〜250万円と幅広く、日本の私立中学校よりも安く通えるインター校が沢山あるのもメリットの一つです。
キャピタルゲインの税金がかからない
マレーシアではマレーシアで得たキャピタルゲインの税金が基本的にはかからないので、節税して子育てにかかる費用にお金を回せるというのも移住理由の一つ。
日本の国民健康保険から外れると、ケガや病気の際は全額負担でそれなりの金額を払う必要が出てくるケースもありますが、それ以上に節税できるメリットは大きいです。
また、マレーシアは日本のように住民税や消費税が課せられません。(レストランでの食事など一部のサービスには売上税6%が発生します。)
マレーシア移住における教育費用(ナーサリー編)
我が家のように、未就学児を連れてマレーシア移住を考えている方も少なくはないでしょう。
インター校は3〜4歳以下のクラスを設けていない学校も多いため、最初は近所のナーサリーに通う子も多数。
私は日本人が多く住むモントキアラ周辺にあるナーサリーを10園ほど見学して、実際に娘を入園させているので、ここではその経験を元に費用相場や保育内容などを紹介します。
マレーシアのナーサリーの費用相場
- 最も安いナーサリー:約2万円/1ヶ月
- 最も高いナーサリー:約7万円/1ヶ月
※ 1RM=25.5円で換算した場合の費用
※ 朝〜15時まで通う場合の費用を比較
高級住宅地の部類に入るモントキアラでも、安いナーサリーだと1ヶ月約2万円で子供を預けられる園があります。
一方、最も高くて約7万円。日本の保育園に子供を預けている人の中にはこれ以上支払っている方もいますので、そう考えると高いナーサリーにも通わせやすいのではないでしょうか。
マレーシアのナーサリーの保育内容や雰囲気
マレーシアのナーサリーはモンテッソーリ教育をベースとした保育内容の園が多いです。
また、保育費用に応じて内容や雰囲気は変わり、一般的に費用が高いナーサリーほど施設が充実してしっかりとしたカリキュラムで保育・指導している印象。
園によって雰囲気や生徒の人種の割合は様々ですが、一般的にクリスマスやマレーシアのお祝いの日などにイベントを行う園が多く、日本の保育園より本格的なパーティーをしたり衣装を着たりする園もあり、子供はとても楽しめます。
マレーシアのナーサリーと自宅での子育て・教育
ナーサリーに通うと、子供は教えなくても英語が上達しますが、我が家は日本語もしっかり学んで欲しいと考えているため、自宅学習も行っています。
日本語は英語よりも難しいため、「あまり日本語を熱心に教えなかったら、徐々に日本語の文法や言葉の使い方がおかしくなった」というのはよく聞く話。
子供にどの程度日本語を覚えさせるかという指針を決めた上で、自宅なり公文(マレーシアにもあります)なりで学習時間を確保することは大事です。
移住者が多いKLやペナンなどには日本人学校があるので、帰国を前提とした移住などの場合は日本人学校という選択もあり。(ただし幼稚園〜中学校までしかありません。)
マレーシア移住における教育費用(インターナショナルスクール編)
マレーシアのインターナショナルスクールで約8〜9割を占めるイギリス式の場合、year1(小学校1年生)は9月を起点として満6歳になる年に該当します。
イギリス式以外だと、アメリカ式、カナダ式、オーストラリア式、IB(国際バカロレア)のインター校もいくつか存在。
KLやその周辺だけでもかなりの数のインターナショナルスクールがあるので、学校見学の前によく情報を調べておくのが重要です。
マレーシアのインターナショナルスクールの費用相場
- 最も安いインター校:約50万円/年間
- 最も高いインター校:約250万円/年間
※ 1RM=25.5円で換算した場合の費用
※ year6の学年の費用で比較
KLかその近郊のインターナショナルスクールの場合、year6の平均の学費は100万円前後。年間100万円以下のインター校も20校はあります。
KL近郊にこだわらなければ、最も安いところで年間約25万円。ペナンだと年間約40〜100万円程度です。
マレーシアのインターナショナルスクールの教育内容や雰囲気
まず、カリキュラムはどの国の学校を選ぶかによっても大きく教育内容は異なりますし、それ以外でもルールに厳しい学校や入学時の英語力を求める学校、アットホームな学校など、指導方針や雰囲気も様々。
インター校をどのように決めるかは、学費・場所・カリキュラムである程度学校を絞った上で見学に行ったり、口コミを聞いたりするのが一番良いでしょう。
私も複数のインター校に問合せのメールをしてみましたが、待機人数がいっぱいだったり、返事をくれない学校もあったので、そういうものだと思って学校探しに挑んだ方が良さそうです。
マレーシアのインターナショナルスクールと自宅での子育て・教育
マレーシア在住の先輩ママの話を聞いたところ、マレーシアに移住した年齢が早いほど、言語は英語中心で話すことが増えるようです。
学校の学習状況が心配な場合は家庭教師をつけることができ、日本語の勉強には日本からZ会などの通信教育を取り寄せている家庭も多いとのこと。
マレーシア移住によって子供を日本の受験戦争に巻き込む必要がなくなり、また、学校が合わなかったら転校もできる(みんな簡単に転校してしまうそう)ので、「のびのびと生活ができる環境を子供に与えられる」と言えます。
「0歳子育て元ワーママがマレーシア移住を決めた3つの理由|教育費用を詳しく解説」まとめ
最初は移住に不安を感じていましたが、移住してしまえば、マレーシアにずっと住んでいたのではないかと錯覚するほど適応しています。
子供も楽しくナーサリーに通いつつ、日本語の読み書きもできるように。
建物の作りが雑だったり、時間にルーズだったりとマイナス要素もありますが、マレーシアは総じて暮らしやすく、移住先の一つとして検討に値する国だと実感しています。
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