マレーシアの医療保険加入条件や注意事項徹底解説|MM2Hで長期移住編

筆者は、かれこれここ数年、ヤンゴン~ホーチミン~ヤンゴン~クアラルンプール(現在)とASEAN諸国を転々としていますが、やはり万一の事態に備え、保険には必ず入っておくべきだと痛感します。

つい先日、日本が誇る、東京オリンピックでの絶対的な金メダル候補・桃田選手が、マレーシア空港まで移動する際に、交通事故に巻き込まれてしまったのは衝撃でした。不幸中の幸いで、軽症で済んだのは、日本中が安堵しました。

それはともかく、日頃の生活の中で、ちょっとした体調不良でも、保険で賄えると思えば気も楽ですし、財布にも優しいですよね。MM2Hを取得し、マレーシアで老後のセカンドライフを満喫しようと思うなら、まずは自分の健康が第一です。そして、MM2Hを取得するためには、マレーシアでの医療保険に加入することが条件付けられています。

今回は、これについてみていきましょう。

オピアくん
人生、何が起こるかわからないもんね〜!!

MM2Hビザ取得に必要なマレーシアの医療保険

10年の長期滞在ビザであるMM2H(更に10年ごとに更新可能)を取得するためには、「マレーシア現地での医療保険に加入すること」が条件とされています。

短期移住などの場合は、クレジットカードに付随している保険などで賄えますが、MM2Hのような長期移住ビザでは、それだけでは不十分です。ただし、マレーシアで医療保険に加入するのに、実際にはそれほど大げさな手続きが必要ではありません。

その理由は、文字通り現地の医療保険に加入すれば良いので、加入金額や内容などについての制約が、厳密に定められているわけではないことによります。

ですから、医療保険の加入に関しては、特に難しく考える必要はありませんし、自分で適当と思える保険会社を見つけて相談すれば、比較的簡単に取得できます。
最低限の条件としては、マレーシア現地で実際に発生する、病院代などをカバーできる条件を選定することが大切です。

これについても、各保険会社と相談すれば、無理なく解決できます。

医療保険の条件

MM2Hビザ取得のために必須となる、マレーシア現地での医療保険ですが、細かい条件が定められている訳ではないので、経済的に考えれば、各社の様々な医療保険プランのうち、最も格安なものを選んでも問題ありません。

しっかりと長期間の移住を求めている人も、投資目的その他、別の意図をもってMM2Hを取得しようとする人でも、最低限の補償、かつ最安値のプランを選択すれば大丈夫です。
これについては、人それぞれの価値観によるといってもいいでしょう。日本に戻って、国民健康保険を行使したい人もいるでしょう。

また、長期間あるいは一生、マレーシアで滞在するので、しっかりとした補償内容を求める人もいるでしょう。
保険はまさに、人生の価値観を反映するものです。その意味で、マレーシアの医療保険を、自分がどの程度の内容と費用で確定させるのか、事前によく検討しておくことが望ましいといえるでしょう。

主な保険会社(日系)

いざ、マレーシア現地での医療保険を検討しようとする場合、保険会社の選択肢は豊富にあるのが現状です。

筆者の知己が、実際に医療保険加入の相談をした例として、ある日系の保険会社(T海上とします)の場合をみてみましょう。T海上は、さすがに大手だけあって、マレーシアではクアラルンプール(KL)市内でもその看板を掲げる代理店が目につきます(正確にはマレー言語で表記しているので、スペリングは若干違っています。)

ブキビンタン(Bukit Bintang)という、KLでも最も栄えている中心市街地にある店に行って、医療保険の相談をしたそうです。日本語が話せる担当者が対応してくれて、希望の条件などを告げると、保険申込書を作成し、その場で保険証書を発行してくれたとのことです。
これで、MM2Hの求める医療保険の要件確保です。

なお、外資系でも、保険料が安いと評判の会社は複数あります。

保険の内容・項目と費用

医療保険に加入する際、どのような保険の内容や項目があるのでしょうか。
次に、ざっと項目をみていきましょう。

年間保険料(ベース)

年齢によって細かく区分されています。
高額な部類では、ある外資系保険会社の例をみると、50歳以上が3,600USD、55歳以上が4,400USD、そして60歳以上が5,500USD、などとなっています。

反面、最も安いレベルの内容をみると、50歳までで1,00USDというものもありますから、いわば「ピンキリ」の状態です。
詳しくは、それぞれの保険会社のHPなどで確認いただければと思います。

やはり、自分がどの程度の補償を求めるか、事前によく検討しておきたいものです。

付加費用

年間保険料以外に、様々な付加費用があります。
主なものを挙げれば、入院費用、がん治療費用、臓器移植費用、人工透析費用、形成外科費用、先天性疾患に伴う費用、などなど。
それぞれの場合に応じて、年間保険料以外に加算される場合があります。
こちらも、それぞれの状況に応じて研究していただきたいと思います。

まとめ

MM2Hを取得して、老後のセカンドライフをマレーシア長期移住で過ごすために必要な、医療保険についてみてきました。

普段の生活を送る上で、病気や怪我に縁のないことが何よりです。しかし一方、「物価も安いことだし、万一病気しても大丈夫だ」などということは絶対にありません。病院のお世話になった瞬間、想定外の出費と労力が必要です。そのためにも、医療保険は必要不可欠です。

しっかり検討し、自分に最適な保険の内容を選択していただきたいものです。

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