14年連続で、日本人が移住したい国ナンバー1となったマレーシア!
しかし、外国で暮らすためにはその国のビザが不可欠。人によって移住の目的は異なるため、取得できるビザの種類も違います。
これまでマレーシアで日本人にも人気だったMM2Hが改変され、現在はどうなっているの?母子留学のビザは?新しいノマドビザってどんなもの?
そして何より・・・
と疑問の方も多いでは?
今回はマレーシア移住・滞在の目的別に取得できるビザの種類と、新MM2Hビザについても詳しくご紹介します!
ビザが不要なケース
マレーシア渡航に必ず長期滞在ビザがいるわけではありません。
日本国籍の方で以下の条件であれば滞在ビザを申請しなくても(つまり観光ビザで)マレーシアに滞在することができます。
観光ビザで滞在できる条件
①滞在日数が90日以内
②パスポートの有効期限が6ヶ月以上ある
③帰路の航空券を所持している
滞在が90日以上になる場合は、いずれかのビザが必要になります。
マレーシアは滞在ビザの種類が多いのが魅力ですが、人によって申請できるものが異なりますので次項以降で確認していきましょう。
移住目的とビザの種類
移住の目的 | ビザの種類 |
①母子/父子留学 | 学生ビザ/保護者ビザ |
②家族で移住 | MM2H/S-MM2H |
③セカンドライフで移住 | MM2H/S-MM2H |
④マレーシアで就職・法人設立 | 就労ビザ |
⑤リモートワークで滞在 | デジタルノマドビザ |
⑥現地で就労実績がある人 | レジデンスパス |
⑦マレーシア人と結婚 | 配偶者ビザ |
順番に詳しくみていきましょう。
①母子(父子)移住:学生ビザ&保護者ビザ
移住の目的がお子さんの教育の場合。18歳以下の子どもは学生ビザ、その保護者は保護者ビザを申請・取得することが可能。
注意点として、お子さんが2人以上いる場合は「子ども1人につき親1人が保護者ビザを取れる」と考えている方が時々いるのですが、お子さんが何人いても保護者ビザが取得できるのは親1人だけです。
家族で移住する場合、片親は別のビザが必要になります。また、保護者ビザではマレーシアで就労・収入を得ることはできないので注意。
また、クアラルンプール・ペナンの日本人学校ではビザは発行していません。東マレーシアのコタキナバル日本人学校ではビザの発行が可能。
学生・保護者ビザで西マレーシアに滞在するのであれば、必然的に学校はインターナショナルスクールになります。
②③セカンドライフor家族で移住:MM2H/S-MM2H
MM2Hビザは正式にはMalaysia My Second Home Programme(マレーシア・マイセカンドホーム・プログラム)。
大まかな条件としてマレーシアと国交のある国・35歳以上の外国人を対象とした5〜15年間の長期滞在ビザです。配偶者や子ども・親のビザも申請することができ、更新も可能。
S-MM2Hビザはマレーシア政府とは別に、サラワク州が独自に発行しているMM2Hビザです。
他のビザに比べ長期滞在できるビザなので、これまでも家族やリタイア後の日本人に非常に人気でした。
④マレーシアで就職・法人設立:就労ビザ
マレーシアの現地企業に就職する、または現地で法人を設立することで申請できるビザです。
保護者ビザやMM2Hビザはマレーシアで就職・収入を得ることができないため、現地で働きながら暮らしたい方にとって必要なビザです。
日系企業で働く場合は英語ができなくてもOKという会社もありますが、現地または外資系の企業であれば英語がある程度話せることが必要になります。
⑤リモートワークで滞在:デジタルノマドビザ
IT・デジタル業界の仕事をしており働く場所を限定されないリモートワーカーやフリーランスの方向けのビザ。
年収USD24,000以上で、有効期限は2年。創設されて間もない新しいビザなので、今後の動向が不明な部分もあります。
⑥現地で就労実績がある人:レジデンスパス
マレーシアでの就労経験がある方が申請できるビザ。
10年という長期滞在が可能で、本人だけでなく配偶者も現地での就労・収入を得ることができるという魅力的なビザ。
ただし、マレーシアで給料がRM15,000以上・3年以上という実績が必要なため、申請可能な人は限られます。
⑦マレーシア人と結婚:配偶者ビザ
マレーシア人と結婚することで取得できるビザ。別途申請が必要ですが、現地での就労も可能になります。5年以上で永住権を申請することも可能。
新MM2Hって?S-MM2Hとの違いは?
家族での移住やリタイアメント後に、マレーシア滞在したい日本人に人気だった旧・MM2Hビザ。
一度は大幅に改悪されたと話題になりましたが、現在はどうなっているか?以下で詳しく解説します。
条件別に3種類ある!
①ゴールド
新MM2Hの中でも最も上位のビザで、永住権も申請が可能になる。
- マレーシア国内にRM500万(約1億6500万円)の定期預金を預ける。
- 内RM150万以上の不動産購入。1年後以降に最大半額まで引き出し可能。
②プラチナ
- RM200万(約6600万円)の定期預金を預ける。
- 内RM75万以上の不動産購入、1年後以降に半額まで引き出し可能。
- ビザの有効期限:15年間(更新可能)
③シルバー
旧MM2Hとほぼ同じ金額・条件で申請できるビザで多くの日本人にとっても現実的。
- RM50万(約1650万円)の定期預金を預ける。
- RM75万以上の不動産購入、1年後以降に半額まで引き出し可能。
- ビザの有効期限は5年間(更新可能)
※2024年4月末、1RM=33円換算
- 30歳以上の外国人
- 配偶者ビザは21歳以下の子供、配偶者、両親、配偶者の両親、21〜34歳未満の未婚の子ども
- 認定エージェントを通してのみ申請ができる
- マレーシアに年間60日以上滞在する必要あり
S-MM2Hとの違いは?
S-MM2Hはボルネオ島にあるサラワク州が独自に発行している長期滞在ビザです。
MM2Hに比べて取得条件がゆるいのが魅力。しかも、サラワク州でなくクアラルンプールやペナンのある西マレーシアに滞在することも可能!ただいつ変更・停止があるかわからないという懸念もあります。
まとめ
いかがでしたか?
マレーシアは東南アジアの中でもビザが比較的取得しやすいだけでなく、生活するにあたっても非常にバランスの良い国。実際に生活していても実感します。
しかしいざ移住したいと思っても、自分はビザが取れるのか?どの種類が良いかわからないと困りますよね。もちろん、数週間〜90日以下であればビザは必要ありません。
マレーシアへの移住・長期滞在を検討する際は、それぞれに合った方法を検討し早めに準備をしましょう!
この記事を書いた人:オピエミアドバイザー うえだりな
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「オピエミインタビュー」
マレーシア移住の準備から
移住後の生活までマレーシア移住者が体験談を元にリアルなお話しします。
マレーシアはいいところばかりではありません。
メリット、デメリットもお伝えします。
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